【翻訳挑戦】偉大なSpellemannが帰ってきた

aftenpostenにも、モートンのインタビューが掲載されましたので、訳しました。
修正完了しました。

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http://www.aftenposten.no/kultur/Tidenes-spellemann-er-tilbake-7438844.html#.UtsuVbSAbIU–

偉大なSpellemannが帰ってきた

モートン・ハルケット以上に、Spellemannを受賞したアーティストはいない。今夜、彼は新曲のワールドプレミアを行う。

モートン・ハルケットは、今までに13個のSpelleman賞を受賞している。うち9個はa-haで。4個はソロでだ。

土曜日のショーで、彼は新曲『Brother』をお披露目する。この曲は、3月上旬にリリースされる同名のアルバムに収録されている。

モートンは、今まで受賞したスペルマンの受賞歴を持ち歩かない。

―僕は、このスペルマン賞の受賞を誇らしく思わないアーティストがいるとは思わない。
たとえ、この配分について何か主張する人がいたとしてもね。
僕としては、毎年行われるこの賞レースパーティと、自分自身の英雄的な立ち位置について考えはあるけど、でも、僕は受賞歴で代表されるほどの人間じゃないんだよ

―僕の家に来たら、僕がここで言われているようなアーティストだって思い起こさせるものはないことが解るよ。小さいものでも、僕は適度な距離を持つことにしてるんだ。

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新曲のお披露目がショーの一部であるにも関わらず、Stavangerで土曜の晩に行われるこの賞で、モートンが新たな賞を受賞するわけではない。
『Brother』は土曜の朝にリリースされ、ノルウェーのiTunesランキングで即時にトップに上り詰めた。

Aftenpostenは、ショーの数時間前にホテルでハルケットと逢っているが、既にエネルギーに満ちあふれている。

―本当にエキサイティングな時間だったよ。前のツアーが終わった後、僕はすぐにスエーデン人のPeter Kvintとスタジオ入りしたんだ。
僕たちは、(前作の)最後に少し一緒にやっていて、また何かやりたいという空気があったんだ。
それえ僕たちは、ノルウェー南部の山小屋で5日間、セッションをしたんだ。
それで出来たのが『Brother』で、この曲のアイデンティテイは、アルバム全ての曲に共通してるんだ。

―僕が自分自身をもう一度理解したんだ、以前のアルバムとは全く違った方法でね。
作曲家Peter Kvintとの出会いは、僕にとって新たなチャンネルを開いてくれたんだ。
a-haの重圧の中での作曲では、持てなかったチャンネルをね。

a-haの騒音ぬきで

それ以外でよかったことは、a-haの騒音から流れて、平和な状態でアルバムを作れたこともあると言う。

うん、でも強調しておきたいのは、それは今でもみんなが関心をもっている、a-ha内部の騒音ってことじゃないんだよ。あれは、とても創造的で実りあるものだった。
遠のいたa-haの騒音って僕が表現したのは、周りに渦巻く大量の要求のことなんだ。
僕はPeter Kvintと作詞家Ole Sverre Olsenとだけでこのアルバムの作業をしたことで、アルバムの鐘鋳まではスムーズに進んだんだ。

以前からの歌詞同様、『Brother』は愛について扱っている。

―他に何か書くべきことがあるかい?へへ。曲は街と大聖堂の合わさったものなんだ、人類愛と愛、尊敬について。そして自分の限界と切望についてのと。
人類愛は、僕に対してのものごとにもある。でも、同じ人が他の誰かにとっては、失敗するかもしれない。こういった限界に、人はいつだって対抗してきたし、交わることもあったかもしれない。

―それでも、人間はそこに存在するんだ。大事な決断は、いつだって自分の手でくださなくてはいけない。

新たなツアー

モートンの最新の決断は、3月にでるアルバムとそれに続くヨーロッパおよびノルウェーでのツアーだ。また、他にも6月にはオスロでのフェスティバルに出る予定だ。

1年後には、私たちは、この最多受賞者がこれまでの記録を更新するのをみることになるだろう。

来るBrother の音楽的なプロセスは、1995年のソロアルバム『Wild Seed』と類似している。そして、それは4つのスペルマン賞を彼に与えているのだから。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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