サイトに、このイベントに関して彼らの活動が記載されていました。
1988年から モートン・ハルケットとHarald N. Røstvik教授は環境問題を公の課題とするため、協働してきました。これは、様々なプロジェクトに繋がりました。最も有名なのは、彼らがノルウェーで初めての電気自動車を購入したことでしょう。
https://www.uis.no/nb/arrangementer/the-sunshine-revolution-filmvisning-og-samtale-mellom-morten-harket-og-harald-n
ノルウェーの電気エネルギー政策を推し進める
1989年、彼らはオスロの料金所で手数料を払わずに運転するということを始めた。ベローナのFrederic Hauge と一緒に電気自動車のインセンティブを導入するよう、政府に圧力をかけました。これは成功。これがノルウェーのドライバーが楽しんでいるノルウェーの電気自動車政策の始まりになりました
太陽エネルギーについての草分け的フィルム
その他の二人の活動としては、『The Sunshine Revolution』(1991)という、30年前に作られた映画の製作がある。映画は、人類の現代の生活が如何に自然破壊に繋がるかということ、また独自の研究として太陽エネルギーがいかに気候問題の解決に貢献するかについて独自の方法で見せた草分け的フィルムだ。映画では、将来の社会の安全確保のために代替エネルギー、クリーンな油送、そしてより環境に優しい建築業界に対しての各個人と政治家の役割と責任について指摘しています。
3年ほど前、Eksilに関連してモートン出演のソーラーパワーのビデオを発見したというブログを投稿しました。その時は既に売り切れで全貌がわかりませんでしたが、このパネルディスカッションに関連して、上記のタイトルで検索したところ、youtubeにビデオがあがっていました。モートンは、ナレーターとしての出演とところどころで顔出しをしています。(ノルウェー語ですが字幕が英語で出ています)
他サイトでの埋め込み禁止設定になっているようなので、上記リンクから動画を見て貰うこととして、15分ほどのビデオを流し見した感想としては、国営放送の短編ドキュメンタリーとしてでも放映されそうな感じのものでした。映画というより、短編映画ですね。
実際、当日のタイムラインでも上映時間はやはり15分ほどとなっており、その後パネルディスカッションとしてモートンと教授で30分ほどやるようです。
来年公開予定の映画「True North」関連かと思いきや、寧ろ30年前にでていた幻のビデオのイベントとは。モートンさすが。以前にLindmoに出た時には、最近は特に環境問題関連の活動はしていないと言っていましたが、こうして呼ばれればちゃんと出演して語るのは、表だった活動はなくとも、常に頭にあるからこそできることだと思います。
私もまさか3年前に「見たいなあ」と思っていたビデオを目にすることができるとは思いませんでした。その頃既にyotuubeにはあったはずですが(投稿が2012年なので)、当時は見つけられなかったんですよね。
ノルウェーの電気自動車政策については、なんと日産のホームページに紹介されていました。モートンと教授が推し進めた結果が知りたい人はぜひ。(前述の料金所での支払い無しの関係もわかります)
ノルウェーの電気自動車の大躍進は、国家の化石燃料依存と矛盾している
日産のサイトでは、矛盾をテーマに記載していますが、森林破壊の問題で、これ以上木を伐採しすぎないようにという流れでプラスチックが主流になって、今度はプラスチックによる問題が浮上して紙ストロー(木の伐採に戻る)みたいに、環境問題は一筋縄ではいきませんよね。このイベントでは、91年に電気エネルギーを推進してからその後の30年での現在の状況や映画の背景などについても語られるようで、個人的にはとても気になる(モートン抜きでも。モートン含めてだから尚更)のですが、残念ながらこのイベント、ZoomやTeamsを使ったオンラインイベントはなさそうです。登録すれば、参加自体は無料みたいなんですけどね。