モートン、シリア難民のドキュメンタリー映画に出演

ソース:http://www.nettavisen.no/kultur/morten-harket-stiller-i-film-om-syrisk-flyktningfan/3422774647.html
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モートンがシリア難民のRaghad Kanawatiをテーマにした短編ドキュメンタリーに出演しました。
監督のサラ・ブロスによると、彼女がモートンに連絡を取ったとき、モートンは「いいよ」と即答したとのこと。

このシリア難民の女性は、幼少期に休暇で行ったスイスで『Hunting High and Low』を聞き、それ以降、困難な時期をこの曲を支えに過ごしたのだそうです。
彼女にとって『Hunting High and Low』は、幼少期の古い記憶と新たな人生(現在彼女はスエーデンに住んでます)を結びつける曲なのだとサラ・ブロス監督は伝えています。

監督曰く、モートンは、Raghadの元を訪ね、共通の話題である音楽や思い出について話したそうで、Raghadとモートンの双方にとって素晴らしい出会いになったとも。

モートンが、そして『Hunting High and Low』が映画の中でどんな風に取り上げられているかは解りません。
でも、モートンについては「ポップスターとしての人生より、蝶に興味を持つ人」とこの記事の中で書かれているので、蝶とのシーンもあるのかもしれませんね。

写真は上記ソース記事のもので、左側がRaghadです。

モートンは以前も『Out of my hands』リリース時のブラジルでのファンミーティングで、辛い時にa-haに支えられたという女性の話を真剣に聞いていましたし、腎臓の手術で入院したファンを見舞ったりもしていますし、a-haの音楽に支えられた・支えられてる人に対して、とてもオープンですし、思いやりがありますよね。
出待ちのファンに対しても、以前のインタビューで「サインをしなくちゃいけないとは思ってない。出来るときはする」というスタンスでやっていると言っていました。
前者二つと後者は対象の深刻さは違うかもしれませんが、彼のボーカルを通して音楽に触れている人達に対しての姿勢は、彼の「キリスト教」の奉仕の精神な気がします。
勿論、紆余曲折はあったのでしょうけど、それでも、こういうところが彼の素晴らしいところだと思います。

書き忘れたので追記
このドキュメンタリーは、5月3日、スエーデンのテレビSVTの「K Special」という番組で放映されるそうです。
(上記記事にあります)

fbで、番組ホームページがあることがわかりましたので、日本からみられることを期待しましょう。

http://www.svt.se/k-special/

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。