モートンの喉の不調で、イギリスでの全公演がキャンセルとなりましたが、次の開催になるノルウェーでの夏フェスの一つ、OverOsloでのライブについて、OverOsloの関係者が現状を明らかにしました。
以下、Dagbladetの訳です。
ソース:https://www.dagbladet.no/kultur/blir-konsert/76211175
コンサート実施
主催者によると、次のコンサートでモートンが元気な姿を見せてくれる兆候が多いとのこと。

写真:Fredrik Hagen / NTB
元記事著者:Birgitte Thorshaug Kristiansen
a-haは、モートンの病気による喉の不調で複数のコンサートをキャンセルせざるを得なかった。
次の『Hunting High and Low』ツアーに掲載されているのは、OverOsloへの6月10日・6月11日の出演だ。イベント主催者によると、この(2回の)コンサートがキャンセルされる兆候は見当たらないという。
Dagbladetへのメールによると、彼らは現時点ではコンサートが実現しないことになるようななんらかの報せは受けていないという。
「私たちはa-haのマネージャーと話し合いをしましたが、OverOsloでのコンサートが危ぶまれるような報せは一切受けていません。」この音楽フェスティバルの責任者であるLars Petter Fosdahlはそう答えている。
バンドのマネージャーであるHarald WiikはDagbladetに、自分たちは計画されている全てのコンサートについて実施できるよう、最善を尽くしていると強調した。
「私たちは常に、予定されているコンサートが計画通りに実行されるように活動しています。これはOverOsloについても同様です。だからこそ、a-haは、1000に渡るコンサートのうち3つのキャンセルのみで、もうすぐ40年になるのです。キャンセルするのは、喉頭炎で遂行が難しい場合のみです」
WiikはそうDagbladetへのSMSで書いている。
本当にごめん
最初のコンサートキャンセルとなったのは、完売となっていた5月21日のオスロ・スペクトラムでのコンサートだった。キャンセルのお知らせは、コンサート当日に届いた。
「親愛なるファンのみんな、今晩は本当にごめん。僕らの40年の活動の中で、2回目のキャンセルなんだ」a-haのマグネ・フルホルメンはインスタグラムの投稿でそう書いている。
ハルケットも、ファンに対して心から深くわびる動画を出している。
「今晩、出演できなかったことを本当に申し訳なく思う。実に忌むべきことだ。みんなを失望させてしまったことを、本当に残念に思っている」と、ハルケットは表明している。
新たなコンサートはなし
その後、オスロスペクトラムでの振替となるコンサートについては延期できなかった旨も知らされた。
「残念ながら5月21日にキャンセルとなったa-haのオスロ・スペクトラムでのコンサートは別日への延期はできませんでした。コンサートを遂行するための人員と機材が用意できないためです」オスロスペクトラムはホームページにそう記載している。
a-haも同様のお知らせをFacebookに書いた。
「私たちは、あなたたちの多くがが何年もこのショーを待っていたこと、そしてキャンセルが非常に残念な思いをさせてしまったことを知っています。期待を裏切って申し訳なく思っています」バンドはそう記載し、同時にチケットがTicketmasterから払い戻されることも明言した。
イギリスでの公演キャンセル
彼らは続くイギリスでの2回のコンサートについても、ハルケットの喉がまだ回復しないとして延期。
「申し訳ありませんが、5月24日のボーンマスでのコンサートおよび25日のリバプールでのコンサートは延期となりました」とバンドはFacebookのページに書いている。
この後、ロンドンとバーミンガムでの27日・28日のコンサートについても同様の報せがあった。
Dagbladetの記事はここまでですが、イギリスでのコンサートについては、a-haの公式サイトのニュースを見る限り、延期ではなくこちらも払い戻しとなっているはずです。以下は公式のスクショです。(公式は結構早いペースでアーカイブ削除するので念のため)

OverOsloまで、今日を含めあと10日というところで悪い報せはないそうなので、少なくとも現時点では悪化してないということだと思いました。モートンが喉をしっかり休めてまた元気な姿で歌ってくれますように。できれば、OverOsloの様子をネット配信して欲しいですね~。