Evenのa-ha体験

Jaga Jazzistのベーシスト、a-haのワールドツアーに参加

Aha-ny

オスロ:1985年 ハルケット、フルホルメンとワークターは『Take On Me』で世界のスターとなった。Nordre Bruserød(ノルウェー南部、トンスベルグ付近の町)では、2人の兄の影響を受けて7歳の子がファンになっていた。

2015年 a-haは再結成し、秋には南アメリカからツアーを始め、来年の春にはヨーロッパでもツアーを行う。注目すべきは、3人のバックミュージシャンのうち一人は、Jaga Jazzist のベーシストEven Ormestadであることだ。

鏡の前のa-ha

「それは少年の夢だったね」彼はオスロのBislettにある自分のスタジオで、Tønsbergs Bladにそう伝えた。

「僕はまだティーンエイジャーになる前から、鏡の前に立ってa-haの曲のベースを弾いてたんだ。だから、いつだって準備万全さ」
彼は穏やかに笑いながら言う。

Ormestadが実際に習おうとしていたのは、ヴァイオリンだった。
しかし、『10歳くらいのときに』彼は、4本弦の力強いタイプの楽器を引きだした。
そこで彼は自己アピールし、両親の60年代系のレコードコレクションによって、より興味が強くなっていった。

「ポール・マッカートニーはいつだって、僕にとって大きなヒーローだった。
もし、君がBeatlesの曲をいっぱいきいていたらベースを弾くようになるのは、あっという間さ。この農場では、ベースは信じられないくらい強くて目立つものだったんだ」

練習中

a-haの曲は非常にバラエティに富んでおり、Ormestadによると、およそ100曲のリリース曲のうち20~25曲ををドラマーのKarl Oluf WennerbergとキーボードのErik Ljunggrenと一緒に練習しているという。

「バラード『Hunting High and Low』では、シンセの音のベースに。一方でロック調の『I’ve Been Losing You』では音を轟かせ、ベースの音自体がキャッチーに決めるんだ。」

Ormestadは、自身のFender Precisionもしくはプログラミングで、その全てを再現できなくてはいけない。

「彼らはもう、起爆剤を持ってるんだ。だから、僕らが新しく探す必要はないんだ。」
「わかってると思うけど、僕らが話してるのは、あのカムバックのことだよ。だから、僕らの仕事はカムバックを”新鮮”なものにすることなんだ。
僕らはa-haの音楽を自分たちの方法で演奏するのと同時に、僕らは可能な限り「a-haらしい」曲として表現しようとしてるんだ。

もちろん、みんなが知りたいのは、この元メタルミュージシャンの長髪のJaga Jazzistのメンバーが、どういった経緯で、この誰もが知っているa-haに関わるようになったかということだ。
Ormestadは笑って言う。

「世界中の誰もがそう思うだろうね。僕は他でもない、マネージャーのHarald Wiikを知っていたんだ。
それで、彼が去年僕に参加したいかどうか電話をしてきて、僕は「うん」と答えたんだ。
ちょっと胸がいたんだけどね。Jagaの外で何かやりたいと思ったのは、僕の人生で初めてだったからさ。」

たとえば、Ormestadは9月27日に東京で行われるアルバムの演奏(*1)は諦めて、a-haとRock in Rioに出る。

-a-haの3人はよく喧嘩すると言われてますが、喜び半分・怖さ半分ではないですか?

「いいや。今度は僕も喧嘩のメンバーになるだけさ、喧嘩は僕もJaga Jazzistでさんざんやってきたからね(笑)」

 

(*1)原文ではアルバムの母体オーケストラと書いてありました。(よくあるもったいぶった言い回し)

調べてみましたが、コンサート告知などは現在みあたらなかったので、何かしらのイベントなのではと思いますが、詳細はわかりません。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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