今回は新譜関連ではなく、電気自動車関連です。『BBCが、電気自動車に関連する番組を企画しモートンとマグネが出演予定』で書いた番組が放送されはじめ、ノルウェーの電気自動車のサイトでも取り上げられたのでご紹介します。
元記事:https://elbil.no/far-aeren-for-a-ha-inspirert-elbil-revolusjonen/
『ノルウェーの電気自動車革命にインスピレーションを与えた』と褒められる
「それは、ただ必要不可欠なことだったんだ」モートン・ハルケットは、BBCのインタビューに、1989年当時、彼等がベローナと行った掟破りの市民活動について、国産の電気自動車の中からそう答えた。
著:Martin ThronsenJournalist, elbil.no
BBCの番組『ディスクロージャー』の新エピソードの会話で、BBCは私たちのポップヒーローであるa-haに『ノルウェーの電気自動車革命にインスピレーションを与えた』という栄誉を贈った。
スコットランドBBCは、電気自動車が『如何に気候変動との戦いに勝つ鍵だったか』について述べた。
記事の最後にあるBBCインタビューの動画では、モートン・ハルケット、マグネ・フルホルメン、ベローナのフレデリック・ハウゲ、そしてハラルド・ルストヴィーク教授が彼等が33年前に実行にうつした反抗の影響について振り返っている。
権力者に恥をかかせようとしてのことではなく、それ(電気自動車の導入)が将来のゲームチェンジャーになるという可能性に注目を集めたかったんだ
(マグネ・フルホルメン)
有料道路を支払いせず走る無言の抵抗
番組司会者のKevin Keaneは取材でノルウェーへ行き、モートン・ハルケットと彼等の市民活動が如何にしてノルウェーを電気自動車業界の世界的リーダーにしたのかについて話をした。
背景には、ベローナとa-haが1989年にどのようにして電気モーターに改造されたFiat Pandaを入手し、ノルウェーで運転しはじめたかという話がある。
彼等はまた、有料道路での支払いや、駐車料金の支払いを拒否し、メディアは大騒ぎとなった。(管理人註:詳細は『スタヴァンゲル大学の記事に、電気自動車を推進したときのことが掲載されました』をどうぞ)
メディアの注目こそ、彼等が望むことだった。彼等は、当時、誰も考えなかった将来への排出物ゼロという可能性をもつ電気自動車に注目を集めたかったのだ。
電気自動車協会も、このメディアでの騒ぎについて重要な意味を見出しており、一昨年発行された電気自動車協会の25周年本でもこの兼について触れている。
車に結びつける
歴史の中では、Fiat Pandaは幾度も押収され、オークションにかけられてきた。
しかし、ベローナの指示者がこれを買い戻し、当時最大の環境保護組織に変換した。あるときには、フレデリック・ハウゲは車に自らを結びつけたことで知られている。
「僕自身は、自分が反逆者としての役割を果たしたと実際には感じてないんだ。僕はそれをそれとして悟っていただけで、ただ必要だっただけなんだ。僕らがやる必要のあることだった、それこそが道理をわきまえたことだったんだ。」と、モートン・ハルケットはBBCの特集で答えている。
「権力者に恥をかかせようとしてのことではなく、それ(電気自動車の導入)が将来のゲームチェンジャーになるという可能性に注目を集めたかったんだ」と、マグネ・ホルメンはこの特集で電気自動車の環境問題における長所について明確にしている。
ドキュメンタリーでは、この『ディスクロージャー』でのインタビューを契機に、フレデリック・ハウゲが、モートン・ハルケット、マグネ・フルホルメン、そしてハラルド・ルストヴィーク教授とこの記事冒頭にある写真の再現をしている。
エピソードの一部は、you tubeで見る事ができる。(BBCの設定により、直接埋め込めないので、”youtubeを見る”をクリック)
普通に見られる気がしますけどね。ついでにいうと、これBBCのサイトじゃないと思うので…消える可能性もあると思います。この番組和訳付きでみたいので、とりあえずダメ元でBBCワールドニュースのホームページあてに見たいと要望を出してみました。スコットランドBBCだしなー…管轄違うかもしれませんが…。ちなみに、有料道路や駐車料金の不払いの理屈は「排気ガスを排出しないから」。(料金は排気ガスを排出することに対して徴収されていたので)
この電気自動車での不払い関連は、文中でも注釈をいれましたが、『スタヴァンゲル大学の記事に、電気自動車を推進したときのことが掲載されました』に詳細があるのでぜひご覧ください。