<小ネタ>VG, Eurovisionの批評の中で、モートンと比べる

今年のMGP(ユーロビジョンの前哨戦)は、Håvard Rem氏の息子Simen RemがHank Von Hellのバンドメンバーとして参加し、更に、番組企画として毎年やっているらしいAleksander Rybak(『Yohan 』のモートンの息子役)がその曲にのせてバイオリン演奏という楽しいのもありましたが、

「本戦」である、ユーロビジョンの批評で、VGがロシアの参加者に対してモートンを基準にする批評を載せました。

ロシア
Sergej Lazarev – «Scream»
ロシアは、演出においても友人でありよく知る隣人からの雰囲気作りにおいても、良い意味で度肝を抜かれた。鏡を使った演出も、シャワーを使った演出もよかった。そして、そこにいるボーカリストの彼も。しかし、深刻なのは:この暴力的で無意味なバラードにおいて、ボーカリストはロングトーンを良く維持していたが、そうはいっても、モートン・ハルケットの『The Sun Always Shines on TV』における『meeee』の1/3程度だ(そう意識せずとも思い出さざるを得なかった)。勿論、セミファイナルやファイナルでの高音に向かう箇所においてもだ。

ということで、実際に見てみましょう。

確かに……。伸ばすところでは、どうしても期待して「あれ?」となりがち…。それは私がモートンファンだからですが、もしかして、ノルウェーの人はモートンのせいで「ロングトーン」「綺麗なハイトーン」に対して厳しいんじゃという疑惑が。モートン天才だからね。RAHでの『Meeee』は13秒、ある意味、比べたらかわいそうという気もします。

個人的には、あの鏡を使った演出で、Queenっていうかフレディ・マーキュリーを彷彿したんですけども。衣装だって上下白だし…まあ、鏡の向こうでこっちに手を置いてるところは『Take On Me』も彷彿しましたが…。

小ネタのはずが、思わず長くなってしまいました(笑)

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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