The Voice Norge:モートン作戦勝ち!ファイナルは、チームモートンとチームレネの4名に!

17.mai(ノルウェーの建国記念日)での放送お休みを経て、今週はついにセミフィナーレ。前回勝ち進んだ、チーム・ヨセフのEndre,チーム・マーティンのAmanda,チームレネのOskarとSteffi(元チームモートン)、チームモートンのEdwardとマリア(元チームレネ)の6人がフィナーレ出場の4枠を賭けて戦う週になりました。

もう、メンターが選んであげる枠はなし。今回は視聴者による上位4名がフィナーレ進出です。

TV2の記事によると、この仕組みについてマーティンは、『 安心できると同時に、怖くてしかたない』と言っているそうです。 まあ、確かに、もう、誰を残して誰を落とすかという難しい選択をしなくていいのは心安らかでしょうけど、自分がここまで育ててきた参加者について、あとは運を天に任せるのだから、怖くて仕方ないというのもうなずけます。

出場者のリンクは以下の通り。

今回から、メンターには選択権はないわけで。結果、以前よりも更に、審査のときに自分の思いを伝えようとしてるんだなというのがわかる回でした。タイトルにある言葉からも、感じ取れるのではないでしょうか。

以下、少しだけ詳しく(といっても、タイトル以上のことを言ってない場合もありますが)

レネからOskarへの言葉はこんな感じ。Oskarはレネの言葉に凄くうれしそうに聞き入ってます。

あなたのステージをみると感動するわ。曲にすっかり入り込んでしまった。とても綺麗だし、とても素敵だった。

そして、Maria

司会者「モートンは立ち上がってたよ、もう戻っちゃったけど」
モートン「うん、家にいるときみたいに(笑)
マリア、君はとても音楽的センスがある、そして、君が歌うと、それは大きな力になる」

歌いはじめは見守っていたモートンも、徐々にリズムを取ったりして、最後はスタンディングオベーション。かなり満足していたようでした。実際、見てる側からしても、はじめは普通かなという感じだったのが後半になるほど声の伸びもよく聞き入ってしまいました。

モートンTシャツ似合う!じゃなくて、この笑顔。どれだけ満足していたか伝わってきます。純粋に楽しんでますね~♪

3番目、Endreはヨセフ唯一の参加者。そして、今回は唯一、ラップをやりました。すごい。静かな曲にラップというのは難しいように感じますが、やり遂げるのがすごい。ヨセフもノリノリ。

このヨセフの踊りながら見てるノリノリっぷりと、モートンの静かな対比がなんとも言えませんが、モートン一瞬で若返ってますね。ヨセフは、Endreが歌い終わると立ち上がって「やるじゃーん」みたいなポーズをして喜んでます。(モートン、眼鏡外した途端若返ってる)

ヨセフは早口すぎて聞き取れない箇所が多いんですが、

知っていてほしい、Endreはとてもユニークな存在だ。僕は、君のことは、素晴らしいと評価している。沢山の側面をもっていて、それは君の中にある特別なものだ(以下早口すぎて聞き取れず)

さて、「安心でもあり、同時に怖い」といっていたマーティン。本番では、すっかりAmandaのライブを楽しんでいて、立ち上がってノリノリです。そして動画タイトルにもあるように「要するに、君は素晴らしい」と一言。どれほど素晴らしいと感じたかは、彼の反応がそれを物語ってる気がしました。

Steffiは、Adeleの曲。この曲はノルウェーのラジオ局Lyden av Norgeで本当によくかかるので耳にするのですが、本家に遜色劣らずパワフルで美しい歌だと思いました。レネも曲が終わると、思わず立ち上がって投げキスしてますね。

あなたは曲を自分のものにしている。曲の最初から恐るべき才能で、私を感動させたわ。心も体も魂も全てで感動したの。本当に素晴らしかった。

そして、ラストはEdward。モートンはMariaのときより、更にはっきりと、入り込んでるなと思ったシーンが。モートンがライブでよくやる動作があります。この間のMTV Unpluggedでもやってましたが。それは、両手を下に広げる(ファンに向かってやる場合はおいでおいでのポーズと呼んでます、個人的に)もの。たとえば、『The Sun Always Shines On TV』の曲の盛り上がりの『Hold Me』に入る前のところで、誰かの見せ場のときにやります。指揮してるような感じかな。これは89年のNRKの番組『チャンスをつかめ』でも、地元のこどもたちがa-haの曲を歌うのにあわせてやっています。つまり、彼が曲に入り込んでるときにやる癖なのです。それをEdwardにむけてやっています。a-haの曲じゃないのに。(大きくは広げていませんが42秒-43秒くらいのところです)

僕はつまり、君の響き渡る声を愛しているんだ。君の声は類い希なものだ。すべてにおいて良かったし、クールだった。

言葉は少ないですが、本当に評価しているのがわかるものでした。(最後の方が聞き取れず)

さて結果ですが、前回の記事で、私はこう書いています。

個人的には、フィナーレに残るのはEdward,Steffi,Oskar,Endreだと思っているのですが、TV2のWebページでインタビュー掲載されると割とその後に選外になるというパターンが多い(2017年からそう)ので、EndreとOskarが記事になってるのは、ちょっと大丈夫?という気もしますが…。まあ、所詮、自分の中でみつけた偶然なので…。

結果は、記事になっていたEndre,Oskarのうち、Endreが脱落。代わりに、前回モートンが一人でも自分のチームメンバーが多く残るように、(観客がEdwardを選ぶことを信じた上で)指名したMariaがフィナーレのメンバーに選ばれました。

こちらのTV2の記事では『上位4人は、Steffi, Edward, Maria,Oskarだった』とあるので、投票結果はSteffiが1位、Edwardが2位、Mariaが3位、Oskarが4位だったのかもしれません。VGの記事では「Edwardが観客からもっとも拍手が多かった」ともあり、SteffiとEdwardの2強は間違いありません。

個人的にはEdwardにモートンソロを歌ってみて欲しい気持ちでいっぱいなのですが、ないでしょうねえ……『Brother』とか『Tell me what you see』とか似合いそうなんですけど。(毎回違う曲を出してる気もするけど>自分)

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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