a-ha:『I’m In』感想

7年ぶりのアルバム『True North』からのファーストシングル『I’m In 』がリリースされ、youtube music, apple music, spotifyなどで聞けるようになりました。

ファーストシングルはマグネの曲で、とてもマグネらしい美しくて静かな曲なのにゴージャス感があって私は好きです。モートンの声もとても優しく包み込むように響いてくるもので、過去のアルバム曲で言うと『Lifelines』に収録されていた『Turn the lights down』とか『Solace』が好きな人は好きなのではないかと思いました。

歌詞は公式ではないですが、こちらに既に掲載されていて、私は歌詞を読んでこの時のインタビューを思い出しました。

ー今は環境問題について、どのような関わりをもち、急を要する疑問について、どうとらえていますか。
環境問題について、時間を取ったりしていますか。
Morten:そうだね。わかったよ。僕は、こういった課題を早急に切り離すためには、答えに向かってただ走るのではなく、ジョギングである必要があると思う。
(管理人註:急がばまわれではないですが、ペースを保って走るということだと思います)
全てをもっていかなくてはいけない。僕たちは、何かをするときには、次にどうすべきかということもまた、考える必要があるんだ。
今は時間は取れていないけれど、近いうちに解決すると思う。僕たちは、今チャンスがある。みんなで(環境のために)何かをやる必要がある。
人類がかついて経験したことのないレベルでね。僕らは今、これまでにはなかった新しい局面にいる。
僕たちには、持って生まれた才能も、道具もある。でも、これは一緒にやるための意志と才能だ。
僕たちは、今日の、工業とネットワーク、そして社会をもってして、当たらなくてはいけない。
これは、僕たちにとっての、唯一のチャンスなんだ。

争うための様々な形は、可能性を…船を沈めることになると、僕は思う。

NRK Lindmoインタビューより

これは、2019年のインタビューですが、『今は時間は取れてないけど』の箇所。もしかして、この時期からうっすら今回のプロジェクトの話はあったのでしょうか。気になるところです。歌詞は、冒頭にも述べたようにマグネが書いたものですが、環境問題について他の誰がどうであっても自分は諦めずにすべきことをするんだという意思を感じす。

昨日のうちに3回聞いて、現在既に朝から4回聞いて、脳内では無限リピート中です。個人的にかなり好みな楽曲です。メロディもモートンの声も。モートンのこの歌い方ほんと好きです。ああ、『Differences』もちょっと彷彿させますね。

こちらは、Apple Musicのスクショですが、アルバムの収録曲一覧が掲載されていました。

さて、アルバムの購入についてですが、現時点ではahatruenorth.comは『File not found』のままです。サーバーの名義代行(所有者が誰かを匿名にするときの業者)はアメリカのようなので、アメリカ時間で考えると、今日の午後くらいには見えるようになるかもしれません。(あくまで推測です。)

(追記)歌詞ですが、Apple Musicだと歌詞表示機能があるようですね。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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