本日、スタヴァンゲル大学での「The Sunshine Revolution -フィルム上映およびモートンとHarald N.Røstvikのパネルディスカッション」が行われました。
イベントは最初に Harald N.Røstvik 氏による太陽エネルギーとの30年を振り返る部分があり、そのあとにモートンがナレータを務め自身も出演している「The Sunshine Revolution」の上映、最後にモートンとHarald氏のパネルディスカッションという順でした。
1989年に大阪で行われた国際ソーラーエネルギーのイベントにモートンも来ていたことや(これは本『Eksil』にも出ています)、モートンが描いたソーラパワーで何を実現したいかの絵、モルジブにそれを実現するものを作る予定だった(頓挫した)こと、東ティモールでの活動の先には、東ティモールのディーゼルを太陽エネルギーにする計画があったこと、フログネル公園での無料コンサートのときも実はエネルギー源をすべて太陽エネルギーで賄う計画があったこと、実際に使われたシステムはフログネル公園の明かりに使われていること、彼らがフログネル公園でやろうとしたことが、(a-haのファンであることでも有名な)Coldplayによって実現していることなど、情報盛り沢山でした。
また、この動画ではフィルム上映部分もそのままストリーミングしていて、画質が割と良い状態で英語字幕付きで若かりし頃のモートンのナレーターと姿を楽しみつつ勉強することができます。
パネルディスカッションは字幕なしだったので、英語を聞き取れる箇所を拾いながら聞く感じですが…、モートンは頻繁に「リスペクト」という言葉を出していて、人間は全ての周りのことに対してリスペクトを持つ必要があるということや、本当に必要な情報がメディアによって報道されてないと感じていることなどを発言していたようでした。あと、実際にフィルムで想定していたことと今は違うことについての質問には、これはこの時点での可能性の話だから…とも。こちらについては、実際に見て貰ったほうが早いような気がします。動画は全編英語です。
イベント中、グラスゴーでの気候合意についても何度か触れられています。ということで、グラスゴーで何が合意されたのか、調べました。こちらです。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA150WS0V11C21A1000000/