a-ha, Arendalで初コンサート

a-ha公式からお知らせがありました。

メールによると、このお知らせが「ファンが注目すべきニュース」の最初の一つのようです。現時点では、これが新たなツアーなのかフェスなのか「True North」なのかわかっていません。イベンターの「Canal Street」は「Canal Street」という夏フェス(Wikiによると以前はジャズ&ブルースフェス)の名前でフェス自体は7月27日から30日の予定で行われるようです。しかし、a-haの開催日程は6月18日ですから、夏フェスのバンドの一つというわけではないようです。

サイトにニュースとして掲載されていたので、内容を訳してみました。


これは、アレンダルの歴史に残るコンサートになるだろう。アレンダル中央郊外のBryggenbyenのフィヨルドの傍で、a-haはコンサートレジェンドがいっぱいのなかで、6月18日(土)にユニークな登場をする。

信じられないよね!考えてみて、世界でもこれまでで最も偉大なポップバンドの一つが、夏の夜にアレンダルの海の傍にくるなんて。もうただただ、楽しみだし…、なんとしても手に入れたいよね。チケット発売は11月22日の9時から!私たちは、みなさんにあらゆる方法でのスペクタクルなショーを見せることをお約束します。素晴らしい音と光とトップクラスの映像による巨大な舞台と、そして舞台上にはモートン、ポールとマグネが金色に輝くスーパーヒットと共にいる。

a-haは、めったに南部には来ない

a-haは、ノルウェーでも国際的にもあらゆる面においてレジェンドだ。バンドは非公式ではあるが、1991年、ブラジルのマラカナスタジアムで行われたRock in Rioのコンサートで、一つのコンサートで198000人の聴衆を集めたとして世界記録を持っている。彼らは、世界のあらゆる土地で40を超えるファンベースを持っており、変わらずアクティブで、来年はフィルムとアルバムの『True North』がリリースされる。彼らの生き方とツアーの内幕についての映画『a-ha The Movie』はアレンダル出身のトーマス・ロブサームによるもので、この映画は2021年6月から世界各地を巡っている。

ここ、故郷であるノルウェーでは、a-haは他の誰も近づけない全く独自の存在だ。9つものスペルマン賞を受賞し、本当の多くのレコードを売り上げ、1985年以来、世界各地でアリーナツアーを売り切れにしている。しかし、南ノルウェーはめったにコンサートリストには掲載されない。a-haは実際には、以前に一度だけ演奏しに来ているが、それは2012年のクリスチャンサンでの Sør Arena (スール・アリーナ=南アリーナ)で、15000人の集客となった。ついにバンドが南ノルウェーに戻ってくる。これは事件だ!

Arendals Fossekompaniから支援

私たち、Canal Streetでは、このユニークなコンサートを開けるとを誇りに思い、嬉しく思っています。他のイベンターも同じことを望んでいたでしょうが、アレンダルとCanal Streetを選んでくれたのです。私たちは、Arendals Fosssekompaniが主導権をとって、Sparebanken Sør (銀行)と協力してa-haを呼ぶために重要な経済的援助をしてくれたことに感謝します。

– a-haのコンサートをアレンダルに呼ぶのはCanal Streetと我々Fossekompaniとの共通した長年の夢でした。Fossekompaniet は、Canal Streetがこれを実現するための資金を十分に備えているが、a-haが実際にコンサート場所としてアレンダルを選んでくれたのは、何よりも、フェスティバルリーダーの卓越したMatとチームメンバーの卓越した能力と貢献が評価されたからこそだろう。私たちは、これほど多くの能力がある努力家の人達がこのCanal Streetに参加していることは、信じられないほどの幸せです。彼らは私たちの町に魔法のような体験を作ってくれています。アレンダルは素晴らしい発展をとげていて、私たちはそれをとても誇りに思っています。世界的なスターであるa-haがアレンダルに来てコンサートを開催することは、とても自然なことなのです。

Lars Peder Fensli, finansdirektør i Arendals Fossekompani

a-haのマネージャーであるHarald Wiikはアレンダルでのコンサートを喜んでいる。
– コンサート周りのフレームは全く独自のものとなるでしょう。これがアレンダルを選んだ理由です。私たちはこのコンサートが、聴衆とバンド両方にとってとても記憶に残るものになると思っています。
Wiikはそう言っている。

(チケット情報なので割愛していましたが、チケットの発売とは別に最近のa-haのチケット状況がわかる部分があったので追記)

これは、2022年のa-haのコンサートをフルで見られる最後のチャンスかもしれない。『Hunting High and Low』ツアーはほぼ売り切れており、Over Osloでの二回のコンサートはそれぞれ15分11秒で売り切れている。(以下略)


さて、このアレンダルのBryggebyenですが、とても綺麗な町です。まず位置はクリスチャンサンより少しばかり東北より。モートンが今住んでるかもしれない(何年か前に家を買ったと書かれていた)Ågerøyeから車で46分ほどだそうです。ちなみに、オスロまでは車で3時間以上かかるようです。

Byggerbyenの町並みがわかるのは、このホームページ。そして、Canal Streetで行われた今までのイベントは全てFlickrに投稿されているようで、このコンサートもそうですが、プロが撮影するのは禁止されているそうです。(代わりにFlickrからDLできるとのこと)

この綺麗な町並みのフィヨルドのすぐ傍で演奏するんですね。あー、想像だけでもうっとりします。『True North』が含まれるかどうかは不明ですが。

ちなみに、文中にある「Arendals Fossekompani」はホームページを見ると「Developing green-tech companies」と書いてあって、環境や気候にも配慮していることをホームページで掲げています。Fosseは滝ですが、(教科書によると)ノルウェーの工業化は滝による水力発電から始まっているそうなので、なるほどという感じです。

Canal Streetのホームページの写真と動画は結構いいです。お勧めです。リンク先のページの一番下にありますのでまだ見てない人はぜひ。(追記:facebookに投稿されてました)

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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