Budstikkaの記事が、モートンのファンサイトにぴったりな件

『Under The Makeup』が本来の昨日ではなく、月曜にフライングされたことで、発表前に多くの新聞が記事を書いていますが、VGに載ったレビューを、モートンの出身地Askerのローカル紙(Budstikka)が取り上げ、色々書いています。
これが、まるでモートンファンサイトの記事のようで(笑)
このローカル紙、BudstikkaはAkerhus県のうち、Askerと Bærum に特化した新聞でして、モートンがAskerのGullhellaという住宅街出身であることと、マグスが同じAkerhus県に住んでいることから、モートンとマグネに偏った記事となっています。

前置きが長くなりましたが、あまりにもファンサイトでモートンに特化して紹介するにはぴったりの記事だったので、a-haネタというより、モートンネタとして紹介します。

a-ha新曲:『モートン・ハルケットの声は、まるで新しく研いだ斧のよう』と書かれる

a-haは7月3日にシングルをリリースする。
VGの音楽レビューは、このモートン・ハルケット、マグネ・フルホルメン、ポール・ワークター=サヴォイによって特長づけられる「彼らのいつもの憂鬱なトーン」と称した。
空間が必要
しかし、一番の賞賛を得たのは、Gullhella出身のモートン・ハルケットだ。

「この曲は歌詞とメロディで表現されるドラマを強調するのに、なんの弦楽器も必要としない。モートンの持つ、素晴らしい、ヴァルドレスの清流のように澄み、新しく研いだ斧のようにインパクトのある声で充分なのだ。
モートンの声は空間を必要としており、だからこそ、冒頭のピアノソロがその後の流れに綺麗に続いているのだ」

a-haへの期待

評論家のStein Østbøは、a-haは南アメリカおよびヨーロッパで大きなアリーナを埋めることの出来るバンドだと言う。
それは、5年前彼らが解散したときから変わらない。
彼は、大きな音を探し出し、星4つをつけた。

この、AskerのGullhella出身のハルケット、Nesøyaのマグネ・フルホルメンがメンバーであるバンドの復活を、多くの人が待ち望んでいた。
(注:Nesøya はAskerに属するオスロフィヨルドにある島。マグネの現在の?住所のようです)

金銭問題

バンドの歴史は、ポール・ワークター=サヴォイがあのマグネ・フルホルメンとバンドを組んだことから始まった。
彼らは仲介人と契約を結ぶためにイギリスに渡ったが、お金がつきて帰郷せざるを得なかった。
そして、今度はモートン・ハルケットをバンドに加入させ再びイギリスに渡った。しかし、再び、冒険は金策尽きて冒険は終わり、古き国へと戻ってきたのだ。

イギリスでは、彼らを世に送り出すことになるジョン・ラトクリフが彼らの音楽を聴いていた。彼は、クイーンやケイト・ブッシュ、セックス・ピストルズやDuran Duran とも仕事をしている人物だ。こうして、彼らはレコード会社との契約を得ることになた。

ロンドンでの情熱

「モチベーションが成功に導いたんだ。
 モチベーションが情熱となり、幸運を僕らのもとに運んできたんだ。
もし、イギリスに行ってなかったら、素晴らしい人達に気づいてもらえることもなかったんだ」 マグネ・フルホルメンは2012年の満50歳のインタビューでBudstikkaにそう伝えた。

この年、a-haはこれまでの音楽の功績により
St.Olavs勲章騎士1級を授与されている。
また、モートン・ハルケットは昨年、他でもないHvalstrandfestivalen(ヴァルストランドフェス)に出演、演奏している。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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