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http://www.aftenposten.no/kultur/Fri-fra-a-ha-stoyen-7534056.html#.U0iixVf1HG-

「Brother」はモートン・ハルケットのソロ6枚目のアルバムになる。1995年の「ワイルド・シード」の成功からもうすぐ20年になる。

『a-haの騒音』からの脱却

もうすぐa-haの解散から5年が経つ。モートン・ハルケット(54歳)はアルバムをリリースし、ついに肩の荷を下ろした。

ことが起きた後に賢くなるのは簡単だが、モートン・ハルケットが2012年にリリースした前作、「Out Of My Hands」が成功しなかったのには、充分な理由があった。
a-haが解散してから時間がたってリリースされたアルバムは、モートン自身によれば、「他の人たち主導によるものの集合体」だ。

  今日、彼は続いて「Brother」をリリースする。ハルケット曰くの「a-haの騒音」なしで作られたものだ。そして、大部分を、もっぱらスエーデンのプロデューサー、ピーター・クヴィントとのみ作業している。

「僕にとって、このアルバムは信じられないくらい素晴らしいプロセスを経て作られたんだ。一緒に仕事をした作曲家はみんなこれについて話すけど、人は誰でも、常に自分にとっての重要な出会いを探している。自分以外の何かから、衝撃を受ける道筋を経験することでね。人は、それを受け入れられるように、余裕を持っておくべきだ。それが、今のチャンスへと繋がるんだ」

違うもの

対して、常にa-haを取り巻き、前作にも影響を及ぼしたものがある。
「僕は、関係者全てに対し『a-haのモートン』として接待している。一般の人や僕に興味をもっている人に対しての大きなシステムとしてね。
素晴らしかった一年のツアーを通して、僕はその荷を下ろしたんだ。
だから、転機となった前作のアルバムと今は全く違うものになっているんだよ」

ただし、彼が言っているのは、彼を「元a-haのメンバーの新たなサクセスストーリー」といて作りだそうとしている世界のマスコミを認めないということではない。

「よくあることだよ、それは人が抱える要素の一つにすぎない。
勿論、熱狂的にそして継続的にラジオでかけて貰うことで、このアルバムをいっきに売り出すことができるだろう。だが、(ラジオには)そうしないという選択もある。
こう考えたらいい、ラジオ局もレコード会社も、課題は誰かの曲を売ることではなく、自身の売り上げを上げることなんだ」

彼はそれでも、「Brother」シンプルな音楽的コツとよりオーガニックな特徴を持つアルバムとして、説明している。

「『Brother』にだけ注目してみようか。ラジオにとっては長すぎて退屈すぎると考える人もいるだろう。それでも、いいんだ。「ポップミュージック工場」なしでも、曲を信じ、音楽を信じてくれることが、本当に素晴らしいインスピレーションなんだ」

-それは、あなたがかつていた場所ですか?
「よく招待されてきた場所だよ、そう、そして長い間、我慢しながらも力の及ぶ限り物をつくっていた場所でもあるね」

関係性

歌手、音楽家、作曲家はこの新しいアルバムの歌詞は「きわめて個人的」であり、全てが、人生における人間関係について取り扱っているという。

自分自身との関係性、人間同士の関係性、恋人同士の関係性、そしてバンドメンバーとの。

「このアルバムは、いつでも起こりうる困難なフィールドや、驚くほど困難な状況を探求することについて扱っているんだ。ポイントは、自分にとって何が正しく、何を探求していくのかってことを見つけ出すことだ
時折、困難な状況に陥り、その状況に真剣に向き合わなくてはいけないこともあるだろう。
何かを失うという恐れは、人を冷たく重苦しい檻に捕らえ、束縛してしまう。
どんな関係においても、人は、何が正しいのかということを求め続けなくてはいけないんだ。」

彼は贅沢なホテル「The Thief」の快適なソファに再び体を預け、少し間を置いてから再び話を続けた。

「これは、愛についても同じなんだ、そう、そしてバンドの中のこともね」

何かをうつ

この冬、スキーヤーのAstrid Uhrenholdt Jacobsen(アストリー・ウーレンホールド・ヤコブセン)は、弟をオリンピックの時期に亡くし、ハルケットの曲「Brother」の歌詞を呟いた。

「それはとても急なことだった。そして、彼女はこの曲をその難しい状況を乗り越える指針としてくれたんだ、それは素晴らしいことだよ」

「このアルバムは、僕にとって、最も重要なもので、願わくばこれが誰かの心をうつものであってほしいと思う。沢山の動機の中において、僕らは、僕らが抱えている大量のものから、何をすべきかということを明らかにされるんだ。僕が焦点をあてているものは、いつだって、僕の身の周りのことや僕自身が何者でるかという好奇心なんだ」

-何か賢くなりましたか?

「うん、ただし、何かを理解することにおいてだけどね」

投稿者

Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。