a-haが『Take On Me』を商標登録したようで、その件がVGに掲載されています。5月6日の寝る直前にfacebookのタイムラインに表れたんですが、目が霞んでいたので、起きてから訳しました(笑)
a-ha:『Take On Me』商標登録
ノルウェーで最も有名な曲名を、不正使用から守るために
著:Stein Østbø
(ノルウェーの)特許庁は、VGに対し、a-haが彼らのイギリスの会社SwingLong社を通じて、商標登録を申請し、受領したと認めた。
ノルウェー特許庁のデザインと商標部門で、法律的に則ったアドバイスをするMagnus Haugoは、VGに対し、曲名を商標登録するのは、あまり一般的ではないと言った。
– 多くのアーティストは、バンド名やアーティスト名を守るだけでよしとしていますが、曲名についての申請も多少はあります。それは、だいたい良い理由によるものです。特に、ヒット曲やよく知られた曲などですね。
<VGアンケート>もし、あったら手に入れたい『Take On Me』グッズはどれ?
1)パンツ(下着)
2)お腹のボタンを押すと音が鳴るテディベア
3)ずっと『Take On Me』を流し続けるクリスマスの飾り
4)明けるとBest Of a-haが流れるアクセサリボックス
5)要らない、接触不安があるから<冗談:後述します>
他の例としては、Haugo氏は、2022年にアルコール名としてビートルズの『Let It Be』、『Love Me Do』、同様にアイアン・メイデンの『Aces High』が登録されていると述べた。
テイラー・スウィフトは、曲名『Lover』『Shake it Off』そして、『…Ready For It?』という言葉を商標登録しているが、更に上を行く。
– 彼女は、商標として、『Black Space』の歌詞の一部である『And I’ll write your name』を、『Look What You Made Me Do』から『the old Taylor can’t come to the phone right now』を商標登録している
Magnus Haugoはそう教えてくれた。
『Take On Me』の指標
YouTube: 21億回再生
Spotify: 22億2000万再生
a-haの場合、バンドが登録したいとしている製品は実に200!以上にのぼる。音楽、エンタメ系からあらゆるタイプの服、アクセサリ、テディベア、ぬいぐるみ、音楽を奏でるクリスマスツリーの飾り、さらには財布、水着、アプリからゲームまで。
ここ最近、昔の曲がテレビシリーズや映画で掘り起こされ、ソーシャルメディアで急速に広まり、新たに人気を得ている。これは、a-haが『Take On Me』という文字商標するに至った一因にもなっているのではないだろうか、商標部門のMagnus Haugoはそう考えている。
– 『Stranger Things』以降のケイト・ブッシュの『Running Up That Hill』や『Saltburn』以降のソフィー・エリス・ベクスターの『Murder on the Dancefloor』だけに見られることではない。『Take On Me』は、今春の話題作『アドレセンス』で登場している―どうして、『Take On Me』が返り咲きしないと言えるだろうか。
– 『アドレセンス』は、大きな成功を収めた素晴らしいシリーズでした。
Swinglong社のコンサルタント、Harald WiikはVGに対して、そう表明した。
– しかし、これは『Take On Me』界隈のほんの一部にすぎない。この曲は年に50~100回は使われている。映画、テレビシリーズ、ゲーム、広告など。更に様々なプラットフォームであわせて60億回再生されている。『Take On Me』は40年前にリリースされてから、様々な表現方法や配信チャネルに独自の場所を確立しており、それゆえに、正当な利用にせよ、不正使用にせよ大きなポテンシャルを持っているんだ。
Wiikはそう言った。
彼は、『Take On Me』は、歴史的大ヒットした曲であり、また曲そのものだけでなく、その関連についても更に興味を惹いていると指摘する。
– あの象徴的なミュージックビデオは、80年代の世界的なポップカルチャーの象徴でもあり、そのビジュアルの表現、そして物語表現手法は新たな世代までもを魅了している。編曲、録音、そしてビデオは、伝統的な組織と著作権管理組織によって守られているが、音楽とそれに関する権利は、より強くなってきている。
そうしたことから、文字商標についても守ることはごく自然で必要なことだ、と彼は言った。
長いこと、Harald Wiikは『Take On Me』の不正使用を認識していない。
– しかし、国際的な組織(会社)が『Take On Me』という名前をつけたいという要望は増え続けているし、それ以外にも、たとえば大手衣料品ブランドから、十分とはいえない金額で『Take On Me』のタイトルや歌詞をベースとしたコレクションを作りたいという強引な申し出もあるくらいだ。
文中にある、VGによるアンケートですが、私は”Best Of” a-haが流れるアクセサリボックスがあったら多分買います。24時間ずーっと『Take On Me』を流してるツリーの飾りは多分、ダメです。
ただでさえ、スポクラでトレーニング中に自分のプレイリストの『Take On Me』がかかっただけで、心拍数が60とか80からいっきに100越え、120まで行ったことがあるくらいですし、先日も今習っているピアノのレッスンで、『Take On Me』演奏後の心拍数をみたらやっぱり100を越えてたくらいです。24時間流れ続けてたら、多分、テンションあがりすぎてヘトヘトです(笑)
みなさんは、あったら買うのはありましたか?
ちなみに、最後の『要らない、接触不安があるから』というのはtake on meをノルウェー語にそのまま置き換えるとtar på megになるのですが、ノルウェー語の先生曰く、「触れる」という意味にもなるそうで、そこから来るジョークですね。っていうか、tar på megって着替えるとかという意味くらいしか認識してなかったけど、そっちもあるのなら、ずっと謎だった英語『Take On Me』自体が”Touch me”的な意味になるわけで、MVが歌詞が”Tocuh me”から始まる『The Sun Always Shines On TV』に繋がるのは、敢えてなのか?とちょっと思いました。