Nettavisenで、『Take On Me』についての記事が掲載

Nettavisen Livsstile (Nettavisen ライフスタイル)に、a-haの『Take On Me』が全米1位を取ったときのことが掲載されました。

ソース:https://www.nettavisen.no/livsstil/da-norge-for-forste-gang-hadde-verdens-storste-popstjerner/s/5-95-2055120


Take On Me:ノルウェー初のスーパーヒット

ノルウェーのメディアは1985年、ノルウエーのグループがアメリカのヒットチャートに登り詰めたことを報道できた

ノルウェーのグループがアメリカのヒットチャート1位に登り詰めるまで長い年月があった、そしてそれが叶ったときは大騒ぎとなったのだった。

ノルウェーのメディアは、a-haがアメリカのヒットチャートの1位を獲得したことを10月10日には伝えていた。
翌週のヒットチャートが計算されるなり、レコード会社はメディアに駆け込んだのだ。ノルウェーのアーティストが初めて、USAのチャートの1位に君臨したのだと。

『Take On Me』がアメリカのヒットチャートに登ったのは、この歌の最初のバージョンではない。このバージョンがトップに登るには長い道のりがあったのだ。

ノルウェーがNRKでa-haに会ったときのこと

ノルウェー人が初めてa-haお目にしたのは、1984年10月20日、NRKの「土曜サーカス」の番組だった。 Rita Westvikは3人の『少年たち』に「レコード会社の人や、マネージャーに助けて貰いながら世界で有名になる準備は出来てる?」とインタビューした。

そこで、モートンは笑顔でこう言ったのだ。

「君も、今、その道のりで僕たちを助けてくれる人だよ」

NRKでの放送はこちらで見ることができる

(NRKが見られなくなったときのために、youtubeも入れておきます※管理人註)

テレビ登場から間もなく、a-haは『Take On Me』の最初のバージョンでヒットチャートに躍り出た。シングルは9位から始まり、3位まで行った。このバージョンは下記で聞くことができる。

この曲は、イギリスで10月12日にも発売となったが、ヒットにならずに終わった。

ミュージックビデオはこちら。

新バージョンを新たなミュージックビデオと共に

このイギリスでのいまいちな成功によって、アメリカのレコード会社が統制をとることとなり、曲のリミックスを決めた。加えて、新たなミュージックビデオが作られることになった。新バージョンのプロデューサーはアラン・ターニーとなり、スティーブ・バロンがミュージックビデオを手がけた。

『Take On Me』がUSAで1位になった公式の日付は10月19日だ。なぜなら、ビルボードマガジン誌の発売日がこの日だったためだ。噂は既にノルウェーに及んでおり、多くのノルウェーメディアがアメリカでの、ノルウェー初の1位をお祝いした。

ビデオの女性と何が起こったのか

バンティ・ベイリーは、a-haのミュージックビデオのオファーを受けたときは、テレビのダンサーグループ『Hot Gossip』のダンサーだった。モートンとバンティは、短い間だがつきあっていたと言われている。1985年12月13日のディリー・エクスプレスで、彼女はこう言っている。

「私たちは時々会ってるの。それ以上言うことはないわ」

機会というのは、a-haの続編の発売であり、彼女はこれにも出演した。

バンティは後に、ダンス教師となった。

以下のリストでは、a-haによる様々なバージョンを聞くことができる。


バンティは最近、インスタもやってますね。相変わらず若々しく、息子さん?と一緒の写真や孫かな?と思う写真もいっぱい。a-haが1位になったとき、ノルウェーでお祭り騒ぎだったのは、『a-ha THE MOVIE』などでも伝わってきてはいましたが、複数のメディアがいまかいまかと待ち構えて、発売日より相当早く大喜びしていたというのは、なかなかすごい光景だと思います。

この『土曜サーカス』での初登場は、ノルウェーのポップセンターにもありますし、以前も投稿しましたが、『Brother』発売当時にいわゆる(テレビでの)音楽祭に呼ばれ、そのトークコーナーで若かりし頃のビデオを見ていたりします。

来年はビルボード1位から40年。何かあるといいですよね。(最近こればっかり言ってる)

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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