The Voice Norge:第四回は曲者揃い


前回は3人と割と厳しめだった、モートンの審査。
今回は全く逆で、次回に進んだ人は全員、モートンが振り返ってます。
今回も相変わらず、現時点で「モートンしか振り返らなかった人」以外の結果はわかりません。 まずは、レネとモートンが振り返ったセバスチャンから。


レネ:セバスチャン、あなたの声にはよい響きがあるわ。最初からすごくよかった。
モートン:声の表面に出てくるシャープさがクールだった
 


モートンはやはり、声が高いところに行ったときに反応する気がします。音域ある人に反応するというか。
レネが振り返った後、家族が「モートン!!!」とモートンに振り返ってほしいってやってるシーンがいいですね。聞こえてるかはわからないけど。
a-ha live.comさんによると、彼はモートンチームだそうです。 (2019/2/4追記)

同じく、モートンとレネが振り返ったのがMarta
歌いだしからの自己演奏によるフルートで驚かせます。


転調したところで、モートンがすぐ押し、続いてレネも。ヨセフはノリノリな割に振り返らず。
感動して、名前聞く前に「素晴らしい、本当によかったわ」というレネに「ほかの二人がふりからなかったのが理解できない」言われる始末。
ヨセフは「いや、最初のエチュードのところから感動してたんだよ、でも、その押すタイミングを失ってしまって」と言い訳してます
流れとしてはこんな感じです。

モートン 「とてもよかったよ」
レネ 「OK.最初のエチュードのところから上手で、コントラストのところは思わず震えたわ。曲もよかったけど、エチュードのところも他も」
モートン「うん」
レネ 「とにかくとってもよかったわ。」
マーティン「そこにあるのはなんで?(フルートのこと)」
Marta 「最初吹いてたから」
レネ 「そう、最初ね!とてもよかったわ。名前は?Martaね。私はほんと、ほかの二人ヨセフとマーティンが振り返らなかったの理解できない気がするわ」
ヨセフ「いや、最初のエチュードのところから感動してたんだよ、でも、神経からボタンを押すまでに…」
モートン「つまり、良いと思ってから分析するのに時間がかかったと…(ここ、結構長く話してますが、単語聞き取れない)」

さて、二人のうちどちらを選ぶかと聞かれたMarta。「選ぶの難しい…」と言ってますが…。現時点では結果はわかりません。
私はレネかなーという気がしてます。あれだけ感動をぶつけられたらレネ選ぶでしょ。あと、彼女はレネがあってるような気がするんですよね、なんとなく。
予想を裏切って、a-ha live.comさんによるとこちらもモートンチームだそうです。(2019/2/4追記)

Martaとは別の意味で、全員を驚かせたのがEndre。The Voice Norge史上初、自分のオリジナル曲で登場です。すごい……


個人的には最初に振り返るのはヨセフだろうと踏んでたんですが、意外とレネのがちょっと早かった。
モートンは最後の最後ですね。たぶん、最後まで聞いて判断しようと思ったのではないかと。オリジナルではなくほかの人の曲ならもう少し早かったのではないかと思います。推測ですけども。

そうそう、こちらの記事によると、彼はやはりというか当然というか、メンターはヨセフを選んだようです。私も、このスタイルは、ヨセフが一番合ってる気がします。今朝の自分メモに「メンター、ヨセフだと思うわ」と書いてました。

同じく全員が振り返る結果となったOskar.どうでもいいですが、OscarじゃなくてOskarなところが、とってもノルウェー人っぽいです。ノルウェー語の単語ってカ行はほぼ「K」なんですよね。musikk(音楽:むーしっく)とか。

彼は、どうももともと活躍していたらしく、検索すると結構ヒットします。UKMという若者が出場して、自分の音楽やその他芸能を見せるイベントにも参加していたようです。これは2017年度参加のモートンチーム二人目のエリアス、同じく2017年度参加のモートンチーム三人目(のちにマーティンチーム)のマリアも参加していたものですね。

Martaのときは「押すタイミング失った」といっていたヨセフですが、この彼は早かった。順番的には、Martaのひとつ前だったようですが。多分、ヨセフは「楽しいの、ノリがいいの」が好きなんですよね。ダイレクトに届いたんじゃないでしょうか。そして、モートンも満面の笑みからのボタン。モートンに関して言うと、思ったより決断早かったように思います。モートンはどちらかというと、甘い声のポップスのが早く押すイメージがあるので。

レネ「素敵だったわ、名前は」

オスカー「オスカー」

レネ「オスカー、観衆にも届いてた。信じられないくらいよかったわ」

マーティン「マジよかった、歓喜の曲だ」

ヨセフ「100人、そのまた100人、さらに100人と今日のような感じで伝えていく才能がある。素晴らしくよかった」

超べた褒め。ここにきてモートンがまじめな分析を話し始めます。「僕だったら君の声をテストしてコメントできると思う」と言っているところに、ヨセフの「彼はもう全然a-haにはつながてないよ、わからないけどね」というのが笑えます。モートンも笑って「違う」と言ってますが… 彼はインスタもやっているようなので、そのうちメンターがわかると思います。

こちらによると、メンターはレネ・マーリンになったようです。(2019/01/28追記)

https://www.instagram.com/p/BtEDCw3APlC/

今回、男性陣3人が振り返ったのがこちら。

この曲、よく”Lyden av Norge”というノルウェーでヒットした曲を放送しているラジオでかかっていて、好きな曲です。ただ、オリジナルに比べると声量が足りないなあという印象。声量のある歌手を選ぶレネは振り返りませんでした。モートンは振り返りましたが、マーティンやヨセフほど熱いものはないようで…。案の定、マーティンがスタンディングオベーションで、「これまでいろんなバージョン聞いたけど、このバージョンはすごくよかったよ」「マジクールだ!」とべた褒めして「ありがとう、ありがとう、震えちゃうわ」と彼女から答えられてるのに対し、ヨセフから「モートン何かないの」と言われて「沢山練習したらもっと良くなると思う」みたいなことを言っています。振り返った後も真剣に聞いていたので、自分が選ばれたら沢山練習させたのかなという気もしますが…。そして、大方の予想通り、彼女はメンターにマーティンを選んだそうです。Google検索した新聞の見出しに出ていました。残念ながら有料なので中は読めませんが。あ、ヨセフは普通に「声のコントロールとタイミングがよかった、素晴らしかった」とコメントし、レネはノーコメントでした。

そして、最後。モートンだけが振り返ったのがこちら。ノルウェー語の歌詞です。

モートン「やあ」

セシリア「こんにちは」

モートン「名前は?」

セシリア「セシリア」

モートン「声のコントロールがよかった。曲全体において、よくできていたよ」

セシリア「よかった、ありがとう」

モートン「僕は英語の曲も聴いてみたいんだけど」

セシリア「ええ。できるわ」

モートン「じゃあ、やってみようか」

セシリア「いいわね!できるわ」

レネ「あなたの声はすごくよかったわ。低いところもよかったし。ただ、もっとあなたが曲の中で何ができるかもっと知りたかったの」

モートン「じゃあ、僕がそれを一緒にみせてあげよう」

セシリア「ええ!(手をあげて喜ぶ)」

「じゃあ僕が見せてあげるよ」みたいなの、すごく萌えるんですが。モートンだけなのでモートンが迎えに行くのが映ってるのもいいですね。2017年にはエリアスが「英語弱かった」ということで、デュエルでインゲボルグに負けています。それがあるから、ノルウェー語での歌はちょっと悩んだのかも知れません。振り返ったのギリギリでしたしね。ああ、でもモートンにこんな感じで言われたらそれだけで気が遠くなりそうです。ちなみに、この彼女も、オスカー同様、地元でコンサート等をやっているようで記事が結構多かったです。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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