おめでとう!トミーネが、Alan WalkerとのコンビでVG-Listaのトップに

トミーネが、アラン・ウオーカーとのコンビで、ノルウェーのヒットリストVG-Listaのトップに躍り出ました。
このサイトでもお伝えしてきた通り、ここ最近のトミーネはとても活動的で、Unge Ferrariとヒット曲飛ばして、NRK3(若者向けラジオ番組多い)の常連になったり、今年はa-haが出たKongsberg Jazz Festivalに昨年既に出ていたりしました。

つい先日は、新曲も出していて、実はこれから5日間ほど休みなので、それについて掲載しようと思っていた矢先でした。
こちらについては、別記事に掲載します。

ということで、その曲『Darkside』です。(モートンのソロは『Darkspace』なので混乱しそう)

MTV Japan によると、アラン・ウオーカーの『Faded』は、今年5月に公開された「ラプラスの魔女」で使われていたそうで、この『Darkside』についても、日本の様々なメディアで記事にされています。

アラン・ウォーカー、待望の新曲「Darkside」をMVと共に公開
Alan Walkerが、ニュー・シングル「Darkside (ft. Au/Ra & Tomine Harket)」をリリース

以下、トミーネがVGトップになったことについての記事です。

https://www.vg.no/rampelys/i/A2VxKM/tomine-harket-topper-vg-lista-med-alan-walker

トミーネ・ハルケット、アラン・ウオーカーとVG-listaのトップに

パパであるモートン・ハルケットが初めてトップに躍り出てから33年、トミーネ・ハルケット(25歳)が国際的なヒット曲でノルウェーのポップスの王冠を手にした。

「”モートン・ハルケットの娘”としてだけの会話は常に簡単なわけではないの。私は自分のしてきたことで知られるようになりたいわ」

これは、トミーネ・ハルケットがBudstikka紙に10年前の夏に話したことだ。彼女はこのとき、15歳で、ポップグループFixxで忙しくしていた。そのときは、まだ世界を巻き込んで変えられる力は無かった。
このときは、彼女がミュージカル『アニー』のタイトルロールを11歳にしていとめ、その力量に国内から注目をあびて4年が経っていた。
その後、彼女は2010年にメロディ・グランプリ、そして2016年に『Stjernekamp』(スター歌合戦)に出演している。
そして、今、彼女は自分自身の正真正銘のポップサクセスを記憶にとどめる番だ。
彼女は、アラン・ウオーカーのニューシングル『Darkside』をノルウェーのオフィシャルヒットリスト、VG-listaに発売第一週でトップにのし上げた二人のうちの一人なのだから。
彼らは、この猛暑のさなかノルウェーを悩ませていたMads Hansenの『Sommerkroppen』- VG-listaで8週連続1位を獲得していた-を、打ち負かしたのだ。

(管理人による参考情報)
アラン・ウオーカーとの曲が1位になる前の8週連続一位『Sommerkroppen』

(参考情報終了)

「とっても、とっても楽しい」トミーネ・ハルケットはVGにそう答えた。


トミーネとアラン・ウオーカー
(写真:Frodde Hansen)

パパであるモートンと彼のバンドa-haは、9回、VG-listのトップを取っている。まず1985年の『Take On Me』、それから最後に獲得した2005年の『Celice』まで。
ソロアーティストとしてのモートン・ハルケットは、2度獲得している。一番最近なのは、2012年だ。(管理人註:アルバム『Out of my hands』がリリースされた年です)

トミーネ曰く、彼女は、いつになったら彼の父であるモートンのようなヒットレベルに達するかは考えすぎないことにしているという。
「パパがパパじゃなかったらと考えるのと同じようなものよ、比べる事じゃないわ」彼女は笑った。

超最高

アラン・ウオーカーのここ3年で7回目のVG-listaのトップ『Darkide』で、なんとなくトミーネも注目を浴びることになった
リリースして10日で、Spotifyでの再生回数は一日100万弱となり、グローバルリストを騒がせている。

「マジ最高。アーティスト用のアプリを持ってるんだけど、四六時中通知が来てるの。毎日、『ああ、もう100万だ』って。どんどん広がっていって、私が思っていた以上に注目されているの。

彼女は、アパレルメーカーZalandoがここ最近展開している『We are Next』というキャンペーンでも注目を浴びている。
ハルケットは、他の若い二世達と一緒に出演しているのだ。

(管理人註:参考情報:トミーネのインスタよりWe are nextの撮影)

https://www.instagram.com/p/Bl-wTmeAL4g/?taken-by=tomineharket

(同じく、管理人による参考情報:We are nextの撮影動画)

https://www.instagram.com/p/BmJKPUvgnNX/?taken-by=tomineharket

(参考情報終了)


モデルではない:トミーネ・ハルケットは、彼女はキャンペーンには参加しているが、モデルではないと強調した。

ハルケットは、ポップアイコンである彼女のパパに対して評価されることからの解放だという。

「私には自分の名前があり、一人の人間だと感じてるの。それは、パパと一緒にされたくないというわけではなくて、自分のしてきたことで日々、賞賛を貰っているということ。」

胸戦争

ハルケットは、パパが決してやってこなかった決定的なことをしている。
『Free the nipple』を望むノルウェーの女性の最先端として、身を投じているのだ。つまり、それは、乳首が道徳の境界線として話題になることからの解放だ。

「このことについては、暫く書く必要があったの」、女性の胸の掲載を禁止しているインスタで、しばしば肌をさらしているハルケットは言う。
「私は、私たちが様々な方法でこうなってしまったことがおかしいと思うけど、公共の場で赤ちゃんに母乳をあげるために胸を見せるのも簡単ではないわ」
ハルケットは呆れていう。彼女は、時間ができたら、このキャンペーンについて更に活動したいと思っている。

—-
なかなか濃いインタビューでした。父親が超有名だと、二世は大変ですね。
ちょっと「あ」と思ったのは、トミーネの年齢です。a-haが『Take On Me』で世界的ヒットを達成したとき、モートンは25歳でした。
ビルボードで1位をとったのは10月なので26歳でしたが。
今のトミーネは25歳ですから、モートンの娘が、あの頃のモートンと同い年になって、そして世界的ヒットを出したということです。
彼女はあまり自分の父と絡めて語られるのは好きではなさそうですが、同じ年齢でヒットを飛ばすというのは、面白いものですね。
そして、彼女のインタビューを読むと、毎回、私の中で彼女の株があがります。
両親があまりにも有名で比べられたり、絡められたりするところから、独り立ちをしていくという点では、松田聖子の娘・神田さやかと被るものがありますが、トミーネの活躍は25歳とは到底思えません。
マックスファクターの「自分になるためのメイク」もそう。今回の記事にもなっている胸に関するキャンペーンもそう。
すごすぎる父のことを否定したり、不自然に話に出さないわけでもなく、これまでのインタビューでもさらっと自分の二人の父(モートンと、カミーラの再婚相手)の両方をそのまま受け止めてる感がすごいです。

話はそれましたが、VG-lista サイトにもトミーネの写真が出ています。

https://www.vglista.no/artistenes-covringer/

また、トミーネのインスタには、今回のアラン・ウオーカーとの曲が出た件について、いくつか写真とコメントが掲載されています。
そして、We are nextのタグのものにはアラン本人から「美しい」とか色々コメントがついてますよ。

https://www.instagram.com/p/Bl0rNl2AbqK/?taken-by=tomineharketアラン・ウオーカーと同じ格好をしている写真
https://www.instagram.com/p/Bldcl5Nga2V/?taken-by=tomineharket

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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