Ingeborg,活躍中

(この記事は4月下旬に書いていた記事です。)

昨年の『The Voice』でモートンチームの一人であり、同時にモートンのとてもお気に入りで、ベスト8進出を果たしたIngeborg。
彼女が、NRKの番組『Beat For Beat』に出て、『Issue』を歌ったほか、The Voiceについても語りました。

https://tv.nrk.no/serie/beat-for-beat/MUHU14000218/23-03-2018

番組には4人の歌手が出演、今回はオーレ・ブールードと、リサ・ブールード、インゲボルグ(・ヴォルテー)、そしてトーマス・ルーテス。
オーレ・ブールードは日本で人気とWikiにあったので調べてみましたが、AOR界の凄い人のようでその手の記事がいっぱい。昨年5月にはコットン・クラブでライブもしていたようです。リサ・ブールードは、去年の「Stjernekamp」で活躍したダンスも歌もいける人のようで、苗字が同じなので調べたところ、オーレの兄の娘…つまり、オーレの姪にあたるようです。そして、トーマスはインゲボルグも出演していた『The Voice』の優勝者。
この4人が『The Voice』組と『ブールード組』に別れて、音楽に関するクイズに答える番組です。

各チームは2人の歌手とそれに協力するピアニスト。
最初のクイズは「パネルアタック」です。パネルを開けると単語が出てきます。その単語が入っている曲名を考え、ピアニストに弾いて貰い歌います
ただし「赤字」が出てきたら歌えずに相手チームにチェンジします。
何が凄いって、ピアニストは各チームにいますが、それ以外に生バンドともう一人ピアニストがついていること。
全員歌手なので、生音で素晴らしい歌が聴けるということです。

ブールード組の会話
リサ「彼は私の叔父なの」
(デュエットはしたことないのかとの質問に)
オーレ「家族でみんなで歌うことはあるけど、大家族だから、一緒に歌っているというより大勢の中で一緒に歌ってる。いつも誰か歌ってるしね」

リサが赤字を引いたので、相手ターン。「レディーファーストだよ」と言われ、インゲボルグが「don’t」を引き、歌詞の中にDon’t が入る「Issue」を歌いました。

司会者「君たち二人は、お互いに知らない間柄ではないんだよね。昨年の『The Voice』に出ていて、トーマスが優勝したんだよね」
(拍手)
司会者「『The Voice』に出て何か変わった?」
インゲボルグ「(『The Voice』は)素晴らしかった。凄かった。その後はお祭り騒ぎだった。私たちぐらいの年になると、それを『RT』っていうの。あなたは、この年齢にはなれないけど」(RTはRussTidenの略のようです。
司会者「僕ももう、”おじさん”っていう年になったかー。
それじゃ、パネルを開けてくれるかな、時間が経つのは早いから」
インゲボルグ「じゃあ5番で」
「the」
ピアニスト「何か”The”がつくものあるかな?英語の曲じゃなくてはだめ?」
トーマス「ノルウェー語じゃなくて?」
相手チームピアニスト「The går likar no?」(ノルウェーの曲でDet går likar noのもじり)
トーマス「Free Falling」
ピアニスト「いいね、トム・ペティの、僕の一番好きな曲だ」
トーマスも、歌った後に「『The Voice』どうだった?」と聞かれて「楽しかった」というようなことを答えています

この後も番組は続きますが、私がもう一つツボだったのが、この後に生演奏イントロクイズで「ベルゲン出身のアーティストを答える」というのがあり、その中で、インゲボルグが「Gabrielle」を答えているところ。
Gabrielleといえば、モートンにアドバイスをして貰ったことで、モートンの魔法で落ち着いて本番に臨めたという話をマグスにした歌手。
なんか、モートンつながりだなーと思ってちょっと萌えました。それと、その後、「色が歌詞に入ってる曲を歌う対決」でインゲボルグ&トーマス組は負けてしまいましたが、私としてはぜひ「Blue Sky」とか「The blood that moves the body」を歌って欲しかった。
もっとも、2月にお目にかかったファンの人曰く、インゲボルグの親がa-haのファンってことなので、彼女自身はそこまで詳しくないのかもしれません。

この番組自体は3月23日なのですが、更に彼女の活躍は続きます。

4月13日~15日はFAMEのカルメン役(Wキャスト)として、ミュージカルに出演していたようです。

また、5月には、Eurovision Song Contestのノルウェーの審査員の一人として選ばれたようで、活躍の場をどんどん広げていっているようです。
ホント、a-haのコンサートの前座に出たらいいのに。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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