ABC Nyheter: a-haと「Take On Me」に新たな転機

先日、youtubeで「Take On Me」が20億回再生したというニュースを掲載しましたが、今日になってABC NyheterとVGにその関連記事が掲載されました。まずはABC Nyheter(ABCニュース)から。


著:David Stenerud

マグネ・フルホルメンは、a-haのアイコンともいえる『Take On Me』(1985年)のyoutubeでの再生回数が20億回を超えたことについて、大笑いした。

Take On Meが20億回再生だって?僕のママはそのうち、12億回しかみてないことを考えたら悪くないね

『Take On Me』はa-haのブレイク曲で1985年の秋にはUSAを含む多くの曲で1位となった。3人のメンバー、Morten Harket,バンドの曲作りのメインを担うポール・ワークター=サヴォイ、そしてマグネ・フルホルメンが作曲としてクレジットされているが、あの特徴的なキーボードリフの背景には、マグネの存在があった。

Kworbs listeによると、20億回再生により、『Take On Me』はyoutubeの再生回数の多いミュージックビデオの96位となっている。

更に感動的なことには、このノルウェーの三人組は、80年代のビデオで最多視聴数となったのだ。マイケル・ジャクソンの最多視聴である『ビリー・ジーン』(1982年)は144位、マドンナの最多視聴『La Isla Bonita』は500位、Whamの最多視聴『Last Christmas』は550位である。

しかし、Youtubeの歴史的トップリストに入っているノルウェーのミュージシャンはa-haだけではない。

かなりの上位である18位には、アラン・ウオーカーの『Faded』が37億再生がランクイン。また、Ylvisの『The Fox』が12億再生で323位となっている。

その他に2組のスカンジナビアの有名な曲として、Aquaの『Barbie Girl』(ボーカルがノルウェー人)とヨーロッパの『The Final Countdown』(オリジナルメンバーにノルウェー人が二人いる)がそれぞれ、273位と190位となっている。

a-haの『Take On Me』は、依然、もっとも再生回数の多いミュージックビデオであり、昨日だけでも661069回再生されている。これからも、再生回数リストの上位へと上昇していくだろう。


マグスの照れ隠しジョークがカワイイですね。それはともかく、80年代のミュージックビデオとして最上位であるというのは、嬉しい限りです。たしか、10億回再生のときは、他に数組既にいたと思うので。個人的には、マドンナの一番再生回数が多いのが『La Isla Bonita』なのが意外でした。『Like A Virgin』とか『Material Girl』とかのが多いかなと思っていたので。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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