a-ha、解散ではなく「休止」と言明

VGが、先日のモートンのインタビューについての、メンバーそれぞれのコメントとマネージャーによる今後の予定を掲載しました。
http://www.vg.no/rampelys/a-ha/furuholmen-om-harkets-exit-intervju-storm-i-et-vannglass/a/23659447/

なお、最後のポールの部分については、Bottomless PitのKaoruさんにお願いしました。(だってポールのニュアンスとか解らないし…)

マグネ・フルホルメン モートンのインタビューについて「コップの中の嵐」

バンドの終わり告げたモートン・ハルケットのインタビューによるとa-haは暫く距離を置くと言うが
「僕の意図したことは全くそういう意味ではない」と彼は言う。
a-haは、ベルリンのメルセデス・ベンツ・アリーナで12000人を動員したショーを華々しく終えたところだ。
30日には、このツアーでの45個目に到達する。
モートン・ハルケットは、自分の楽屋にあるソファーに寛いで座っていた。彼はとても穏やかで、親切で、っそいて哲学的だった。a-haがオスロスペクトラムの解散コンサートで手を振ってサヨナラをしたのは、もう6年も前になる。
彼は最新作『Cast In Steel』のをひっさげてのツアーは、『豊か』だったという。

「なんともいえない感覚だね。ある意味、魔法を、そして魂の事件を体験するんだ。四六時中というわけではないけど、多くの人が人生を賭けて探し求めているものを越えた部分に行き着くんだ」

改めてインタビューの内容を否定

先日のスイスの新聞でのインタビューについて。彼は「a-haは最終章である」という部分を引用されている。
これは文脈との関連性が全くないと、彼はVGに伝えた。

「僕は、記事に書かれているようなことは全く、意図してなかったんだよね。僕は、バンドとのツアーは素晴らしいと認識しているし、僕らがしてきたことで得た経験には僕らはこれからも感謝しかないと、そう考えているんだよ。もし、僕にとって価値がないというのなら、なぜ、30年も続けられるんだと思う? 30年前に僕らがスタートしてから、ずっと継続してきているんだ。
他のあたり前のものよりも長くね」 彼はそう言ってファンに感謝した。

今は、より謙虚に

マグネ・フルホルメンは、肩をすくめて、Blick(スイスのモートンのインタビューを報じた新聞)のインタビューを「コップの中の嵐」と称したが、同時に、この件をしっかり片付けるのが大事だと言った。

「一番大事なのは、ファンに対してで、ファンが僕らがファンを大切に思っていないなんてこと、信じないで欲しいんだ。
大切にしてるに決まってる。それは信じられないほどの特典で、30年経ってのツアーでも、信じられないほどの手紙を貰うんだ。
それは、僕らがしてきたことがあってのことかもしれないけど、でもそうしたことから暫く遠ざかっていると、関係は少し遠慮がちになるものなんだ」

彼は、一時休止だという。2010年の『最後の解散』ですら、a-haが存在してきた一部となったのだと。

「一時休止はそれぞれの異なった生活や、自分の望んでいることに向き合っていく可能性、それからそれ以外の何か…、したいことが出来るチャンスを与えてきたんだ」 フルホルメンはそう答えた。

モートンはこう述べている。
「僕は、実際のところ、(a-haの休止を)休止とは呼びたくないんだ。僕にとってはそうではないから。メディアを通してみたら、一時休止なんだろうけれど。僕らにとっては、創造していくプロセスの一つにすぎないんだから」

複数のアルバムになる可能性もある

5月7日の最後のコンサートの後、彼らはそれぞれのプロジェクトを推進していく。マグネの彫刻公園は6月9日に完了する予定で、戻り次第、引き続き7つの彫刻の周りの組み立てにすぐ取り組まなくてはいけない。
ポール・ワークター・サヴォイは、ここ5年間取り組んできた音楽をリリース予定だ。たとえば、Savoyのアルバムだ。

モートン・ハルケットは、ツアーが終わったあとは長い休暇を取る予定だ。マネージャーのHarald Wiikによると、現時点では何の予定も内が、「モートンが2017年に新曲をリリースしたり、ソロコンサートをする可能性は充分にあり得る。それに、私たちは音楽以外のプロジェクトにも携わっているんだ」と、VGに話した。

バンドメンバー3人の楽屋は別々でも、3人は揃ってノルウェーを代表する最前線のポップバンドであり、互いにぶつかり合いながらも一緒に音楽をやっていくのだ。

「勿論、少しは新しいことをやろうとする可能性は勿論あるさ。70年代の終わりからずっとそうしてきてるんだから、やらない可能性より、やる可能性のが高いだろ」モートンは尋ねるように話した。

マグネは、a-haが今後もっとやるかどうかについて尋ねられると、秘密めいた笑みでこう答えた。

「僕はこの5年間全くオープンじゃなかったんだ、結果、恥ずかしいことになった。僕は今回のコンサートを、以前にやった解散コンサートのようなものと考えたことはないんだ。このツアーの予定が終わった後の予定は全くないけど、本は開いたままだ。でも、問い合わせや需要はずっとあるんだ。簡単にNoと言えるのもあるけど、そう言うのが難しいのもあるんだ」

ポール・ワークター=サヴォイはこの件についてはあまり関わらず距離を置いているが、こう認めてはいる:

「君たちがあてにしていいのはたったひとつのことだけ。つまり、もし俺達自身が、新しい曲で火がついたなら、俺達はまた一緒にやる。そうなったら、過去に何を言ったかなんて、もうどうでもいいんだよ。」

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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