引き続き、バイキングの中の人の話。NRKが、トミーネと他二人の著名人にインタビューし、バイキングに隠れているのはモートンかどうかを聞いています。この件については、a-ha-live.comさんがツイートしていて、トミーネの発言はこれで把握できます。

トミーネも、100パーセント、自分の父(=モートン)だと思ったんですね。そりゃそうだよね、こんな綺麗で響き渡る声が他にいるなんて考えられないもの。NRKの記事もそう思いながら読んだんですが、インタビューに答えている人の中に、同じ事を思っていた人がいたようで、嬉しいので全部訳します。(ただし、元記事がNyNorskなので、Bokmålに変換してから読みました)


トミーネ・ハルケット: –私は、これは100パーセント、パパだと思う

『Maskorama』(管理人註:Masked Singerのノルウェーでのタイトル)が、イギリスのテレビで放映中で、多くの人がマスクの背後に隠れているのがモートン・ハルケットだと思っている。「もし、彼じゃなかったら、恥ずかしいわ」と、モートン・ハルケットの娘、トミーネ・ハルケットが語った。

写真: NRK/ITV

著:Emily Louisa Millan Eide
著:Munevver Yildiz
著:Heather Ørbeck Eliassen

この秋、ノルウェー版が放映され100万人以上が視聴したMaskorama。コンサプトは、有名人がかぶり物を被って、毎週、異なる歌を歌うというものだ。また、様々なヒントから、審査員と視聴者はかぶり物の中の人が誰かを当てる。

イギリス版「Maskorama」である「The Masked Singer UK」が今、脚光を浴びている。

なぜなら、多くの人が、バイキングのヘルメットと赤いヒゲの背後にはモートン・ハルケットが隠れていると考えているのだ。

– 知っている声だわ

父だと思う:トミーネ・ハルケットは、父の声だとかなり確信を持っている
写真: Sara Tonning / Sara Tonning

彼の娘でアーティストのトミーネ・ハルケットは、かぶり物の背後に隠れているのは、父親だとかなり確信を持っている

– 私は、この声は父の声だと思いたい。パパの声には、ある種のバイブレーションがあるけど、(バイキングの声は)彼と同じように聞こえる。

– 家族みんなで歌うとき、祖父がピアノを弾いて兄弟たちは一緒に立って歌うんだけど、その時のパパの声みたい。それが、私の感想なの。これが、私が『パパだと思う』理由。

バイキングはモートン・ハルケットだと思う?

これが、(背後がモートンだと)話題になったきっかけの、バイキングによるフリートウッドマックの『Songbird』のカバーだ。

下記の動画より、イギリス版Maskoramaのバイキングの登場シーンが視聴可能。

モートン・ハルケットの可能性がある?James Bluntだと思っている人も多い。

– 神々しい歌声

イギリス版のバイキングは、『The Voice』とつながりがある可能性があるという。『The Voice』では、モートン・ハルケットは、複数回メンターをこなしている。

Hanne Sørvåg(ボーカリストでThe Voiceでメンターをやったこともある) も、この声が特別な声の響きとフレーズを持つポップレジェンドだと思っている。

– 彼は、少し神々しい歌声を持っているし、コスチュームもヒントかもしれない。多分、彼は「私たちの」バイキングだと思う。

彼女はまた、ハルケットが独自の声と見せ方を持っていることはよく知られていると指摘した。(ここ、あとで修正するかもしれません)

– なぜ彼だと思うかというと、彼は力強いと思うからです。声のこと以上に、その部分で、彼がかぶり物の中にいても、わかってしまう。

Sørvåg は、バイキングによる『Songbird』は『A Kind Of Christmas Card』の歌い方を彷彿させるという。あなたはどうでしょうか。

– 確信していない

『Idol』の元審査員のJan Fredrik Karlsenは、モートンの声の質は、とても特色があり、美しいことだという。

– バイキングの声の響きと特色は、力強くてそれでいて傷つきやすい、モートンの声の使い方を彷彿させる。でも、声の全てのトーンではなかったんだ。

Karlsen は、バイキングには、ハルケットの独自の声と一致しない違和感があると言う。彼はバイキングの中の人がハルケットであると確信していない。

– イギリスのバイキングがモートン・ハルケットだったら、それ以上に楽しいことはないんだけど、実のところちょっと確信がないんだ。

では、モートンでなければ誰なのかというと、彼には想像がつかないそうだ。

ヒントはハルケットを示している

TwitterとYoutubeのコメント欄では、ヒントがモートン・ハルケットを指し示していると多くの人が考えている。推理している人達は、コスチュームこそが、彼であることを示しているという。

ファンサイト、a-ha-live.comでは、他の複数のヒントも、a-haのボーカリストに適合するとしている。その一つは『King’s Rock』はKongsbergで、ハルケットの生まれた街だというものだ。

もう一つ有力なのは、彼は別の意味で騎士だということだ。ファンサイトは、ハルケットが、St.Olavs Ordenのナイトの称号を得ていることを指摘している。

«Songbird» はまた、ハルケットのお気に入りの曲でもある。

真実は週末にわかる

週末、バイキングは再び『The Masked Singer』に立つ。(管理人註:今週末は別のチームなのでバイキングはお目見えしません)バイキングは次のラウンドに進んでいるので、再び目にすることがでる。

トミーネ・ハルケットは、父がこういった番組に参加すると考えたことはなかったという。

– 彼が、こんなことをするなんて、めったにない。とても、前向きなことだと思う。もし、彼じゃなかったら、相当びっくりなんだけど。


最後のところ、sykt(病気)っていうノルウェー語で、以前、京都にいってノルウェー語の本を翻訳したときにも出てきたんですが、いわゆる若者言葉で、日本語でいうと「やばい」とか「ハンパねー」とか…そういう感じみたいです。a-ha世代(私も)だと「マジ」とか。

確かに私も、何度か「Stjernekamp」にモートン出ればいいのにとは思いつつ、いやぁ、でもそういうことするキャラじゃないよなーとは思っていたので、トミーネの「考えたことがなかった」には完全同意。そして「モートンじゃなかったら相当びっくりなんだけど」も完全同意。いや、本当に。モートンじゃなかったら、その人のファンにもなりそうですよ。しかし、いいですねー、家族で歌うときに父親がモートンっていうの…。有名人のこどもは大変そうなので、簡単に羨ましいとはいえないけど、家族で歌うときにモートンの声が聞けるっていうのは、やっぱり羨ましいです。

そして、Hanne Sørvågさんの、「彼は少し神々しい声を持っているし」の部分。バイキングが神々しい声を持っているからモートンだということですよね。これも、『ホントそれ』と思いました。神々しいって言葉、最近ご無沙汰だったので思い出すのに時間かかりました(苦笑)。overjordiskeって、調べたら「Himmelsk」(天国の、天国からきたもの)とか「guddommelig」(gudは神様)とか出てくるじゃないですか。極上とかではなく、もう神がかったとかそんな感じですよね。わかる、わかるよ…。ただ、歌い方が「A Kind Of Christmas Card」を思い出すかというと、前も書いたように、私はどちらかというと「There is a place」「Did I leave you behind」とかのほうが、近い気がしています。あと、前回書いた後に思いだしたところでは、『Living at the end of the world』ですね。

最近、モートン関連の記事があまりなくて寂しかったんですが、バイキングのお陰で、ノルウェーでのモートンの評価が改めてわかって嬉しいです。神々しいとか、美しい声が特徴とか。モートンソロの時の評論家の言い分とか、掛け値無しに褒めるのが格好悪いとでもいうような記事があったりするので、このNRKの記事は素直に嬉しいです。

投稿者

Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。