7月3日にネット配信でリリースされた新曲『Under The Makeup』のカバーが、他のミュージシャンのカバーに酷似していたとして、差し替えられました。
この件について、VGが記事にしています。
a-ha:カムバック前哨戦でヘマ
先週、a-haの復活シングルがリリースされた。
だが、今は装いを新たにしてリリース中だ。
6月30日、VGはa-haの新曲のレビューを掲載したが、それに遅れること3日、『Under The Makeup』が一般聴衆にもお目見えした。
すると複数の人から、このa-haのシングルカバーがイタリア人アーティスト
Victorの昨年でたばかりの『I’m A Renegade』とそっくりだという指摘がされた。
「まあ!」VictorのマネージャーであるFederica Ceppaはa-haのこのカバーを初めて見たとき、思わずそう口にした。
「面白いアイディアだわ。原則として、真似されるのは良いニュースだと思うけど、それは場合によるわね。最終的には、私はVictorのレコード会社に、この件について静観するように言ったの。」
ノルウェーのポップトリオは、ただちにカバーを変更した
ファンが教えてくれた
彼は、このカバーの元を作ったのはアメリカの会社であり、
全くのオリジナルではないということ、また、このアメリカの
会社は以前にも複数のa-haのレコードカバーを作ったことがあると
話した。
「ファンが、カバーが発表になったその日のうちに私たちに報せてくれたんだ。
それまで、私もバンドもこの件について全く知らなかったんだ」
Wiikは、カバーについては既に新しいものに置き換えるよう働きかけているが、
曲が配信されている全てのシステムにおいて、新しいカバーに置き換わるのには時間がかかるという。
「不幸中の幸いなのは、このシングルがネット上だけのリリースだったっということだ。
おかげで、差し替えはそんなに難しくなく済んでいる」
それでも差し替えにはやはり時間がかかる。
VGが水曜の晩にチェックしたところでは、Spotify、Apple Music, Wimpのカバーは
まだ古いままだった。
このカバーを作った会社の下調べが不十分だったのではないですか?
「いいや、そうとは言い切れない。
発売済の全てのカバーを確認をすることは不可能だ。
変更前の石の形は、多くの人に利用されているもので、法には適している。
だから権利的には問題ないが、カバーがあまりにも似すぎていることは、少し、配慮が足りないね」
-ちょっとした事故
このイタリア人アーティストのVictorは、Andrea Bocelliも所属するレコード会社Sugar Musicに所属している。
Wiikは、このイタリアのレコード会社からは何も聞いていないという。
「いいや、あちらからのコンタクトは全くない。しかし、この形を使われることについて、
彼らがその権利を、ただ黙ってみているというわけではない」
Wiikはそう話す。
a-haのマネージャーは更に続け、彼らはこの失敗が平凡なものだとは考えてないと語った
「僕は、この件については、ちょっとした事故と呼びたい。
失敗ではあるが、許されないほどの失敗ではない。我々はこの件について、誰のことも責めないが、この間違いが正されたことはうれしく思う。」
a-haが、2年間の再結成を認めたのは3月のことだ。
そのニュースの翌週には、世界ツアーに加え、新アルバムのリリース予定が発表された。