VGのランキングで、『Cast In Steel』が初登場3位になりました。
1位はIron Maiden。
VGでは、Iron Maiden の1位獲得と、a-haの3位についてこう音楽評論家の Asbjørn Slettemarkの意見として、以下の分析を掲載しています。
「Iron Maidenは、ノルウェーにかなり大きなファン層を持っているし、良いアルバムをリリースし続けていて、アルバムのリリースに際し、伝統的なメディアでもソーシャルメディアでも注目を浴びている。それに加え、ファンはアルバムを物理的に購入するだけでなく、様々なフォーマットでも買う。その上、その日のうちに手に取るために、レコードショップにも行く」
「a-haが自らの眠れるファンを起こせなかったのは明らかだ」
また、彼は相当辛口な言い方で、a-haがストリーミング配信に失敗していることについても述べています。
うーん、そうですね。今回のアルバムに限らず、解散した頃とは音楽の流通の方法が変わってますから、ストリーミングに力を入れるのは大事だと思うんですが、a-haの場合、そこがやはり弱いと思います。
前も書いた気がしますが…。
ちなみに、a-haのアルバムとしての順位は、『Analogue』までは1位を記録していますが、『Foot Of The Mountain』の最高順位は2位だったとのこと。
モートンはというと、ノルウェー語で出したアルバム『Vogts Villa』(『Poetnes Evangelium』は彼のソロとしてカウントされていない)以外は、全て最高順位は1位となっています。
改めて考えると、ストリーミングに成功しているとは言えない状況で、『Brother』が1位になったのは、かなり凄いことかもしれません。個人的な意見ですが、a-haもモートンもストリーミングにも力を入れたら、また日本でも大ヒットを狙える気がするんですけどね。
なお、この順位について、マネージャーからVGへの返答はなかったそうです。