『Cast In Steel』 ノルウェーのランキング初登場3位、1位はアイアン・メイデン

VGのランキングで、『Cast In Steel』が初登場3位になりました。
1位はIron Maiden。

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VGでは、Iron Maiden の1位獲得と、a-haの3位についてこう音楽評論家の Asbjørn Slettemarkの意見として、以下の分析を掲載しています。

「Iron Maidenは、ノルウェーにかなり大きなファン層を持っているし、良いアルバムをリリースし続けていて、アルバムのリリースに際し、伝統的なメディアでもソーシャルメディアでも注目を浴びている。それに加え、ファンはアルバムを物理的に購入するだけでなく、様々なフォーマットでも買う。その上、その日のうちに手に取るために、レコードショップにも行く」
「a-haが自らの眠れるファンを起こせなかったのは明らかだ」

また、彼は相当辛口な言い方で、a-haがストリーミング配信に失敗していることについても述べています。

うーん、そうですね。今回のアルバムに限らず、解散した頃とは音楽の流通の方法が変わってますから、ストリーミングに力を入れるのは大事だと思うんですが、a-haの場合、そこがやはり弱いと思います。
前も書いた気がしますが…。

ちなみに、a-haのアルバムとしての順位は、『Analogue』までは1位を記録していますが、『Foot Of The Mountain』の最高順位は2位だったとのこと。
モートンはというと、ノルウェー語で出したアルバム『Vogts Villa』(『Poetnes Evangelium』は彼のソロとしてカウントされていない)以外は、全て最高順位は1位となっています。

改めて考えると、ストリーミングに成功しているとは言えない状況で、『Brother』が1位になったのは、かなり凄いことかもしれません。個人的な意見ですが、a-haもモートンもストリーミングにも力を入れたら、また日本でも大ヒットを狙える気がするんですけどね。

なお、この順位について、マネージャーからVGへの返答はなかったそうです。

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投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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