Rush Printが、a-ha The Movieについてかなり長い記事を掲載しています。正直、これまで出たノルウェー語の記事の中では一番まともだと思います。なにせ、始まりがこうです。
多くのノルウェー人にとっては、a-haが80年代どれほどすごかったか、そして今もなお、どれほどすごいのかというのを理解するのは難しいだろう。
ここから実際にトライベッカ映画祭へ見に行った同僚の話も含みつつ、映画のタイトルや映画について、そしてa-haについて詳しく書かれています。詳しくはネタばれも含みそうなのでそこは悩み所ですが、少なくとも、この映画が売れたときのツアーの様子と喧嘩ネタだけではないことが伝わる部分がありました。情報としては、モートンの情報を追ってる人には既出なので載せます。
「自分は声に響きをもっているとわかったんだ」モートン・ハルケットは、彼の子供時代に自分の声の力に気づいた経験について話した。後に、この子供時代の経験に近いことが繰り返されるようになり、今や、他のバンドメンバー、プロデューサーそしてマネージャーが彼の声とそのクオリティについて口にする。彼はフレディ・マーキュリーから学び、このファルセットは頻繁に魔法の瞬間やヒットを生み出し続けている。
https://rushprint.no/2021/06/verdensbandet-fra-utkanten-norge/
これは「Hjemkomst」ドイツ語版が出た時にも語られていた5歳のときの話ですね。最近、私もその部分を読みました(笑)。補足ですが、フレディ・マーキュリーのことはこの記事では語られていなくて、これはまた別の過去記事にあります。以下の部分です。
「15歳~17歳の頃から、Queenは僕にとってかなり重要だったんだ。僕は自分の声をフレディ・マーキュリーみたいに出そうとしたんだよ。僕がこういうことをしたのは、ジョニー・キャッシュとフレディ・マーキュリーだけなんだ」
映画は(日本未公開だから)見てないので知りませんが、モートンの声についてもちゃんとこうして扱ってくれているのであれば、間違いなく、他のメンバーについても同様でしょうし、期待大ですね。日本公開が今から楽しみです。