11月1日、『Making of Take On Me Episode 1』が公開されました。たった10分の動画でしたが(3部にわけるのだから最低30分はあると思ったので超意外でしたが)、見所は結構ありました。
モートンが初めて『Take On Me』のリフを聞いたときのことは、以前、マグスがインタビューで答えています。
モートン・ハルケットは、”あのリフを使わないのなら、もう一緒にバンドをやりたくない”と言ったんだ
マグネ:『Take on me』のリフが世に出たのはモートンのおかげ
モートンは、エピソードの中で、このリフこそ世界進出のキーだと思ったと言っています。この台詞には、そういった背景があったんですね。
そして、このa-haとの契約話で出てきたAndrew Wickham。 先日、『 Hjemkomst:『Wild Seed』は思った以上に胸熱な案件だった 』の記事で書いた 、「Warnerは、a-haと契約したときに「ソロの時もワーナーで出す」という契約を結んだ 」話ですが、まさに、本の中で、その時契約したときの責任者として出てきた名前であり、『Wild Seed』をリリースするのを最終的に決めた人物でもあります。
テリー・スレイターを連れてきたことといい、最終的に『Wild Seed』のリリースを決めたことといい、a-haとモートンにとって、転機を作った人物であることに間違いないでしょう。
そして、このAndrew とテリー・スレイターの前でa-haが演奏した3曲のうち最初の曲『Dot The I』。数年前に出た『Hunting High and Low Remaster』を持っている人はご存知かと思いますが、この曲は、今度出る a-haの来日記念盤『ハンティング・ハイ・アンド・ロウ(エクスパンデッド・エディション)』 で聞くことが可能です。ありがたいことに、日本語訳と特典つきです。 (リンク先をみると、特典はポスターカレンダーのようです。 )
そして、このリマスターに関する裏話も、かなり胸熱です。
こうした経緯があってこそリリースできるようになったリマスター盤(今回のエクスパンデッドエディション)。そして、そこに含まれる、『Dot The I』。デビュー当時のa-haを思い浮かべながら聞くのも良いかもしれないですね。
なお、「Making of Take On Me Episode2」は、11月8日だそうです。