モートン、Stjernekampの応援再び。トミーネは今回もギリギリ次週へ

今週のStjernekampのテーマは、「ビッグバンド」。
私はさっぱり知りませんでしたが、オープニングによると、サックスの数とかトランペットの数とか実は色々決まっているようでした。
今回のビッグバンドの演奏は「ノルウェー音楽専門学校(専門大学)」の生徒だそうです。

初回に出ていたモートンですが、てっきり次に客席にくるのは最終回(勝ち抜けば)かと思いきや、久しぶりに戻ってきてました。
もうね、応援しているときにちらっと映った横顔とか!
80年代のにっこにこの横顔を思い出しましたよ

さて、今回のコーチはブロードウエイで活躍中のJens Wendelboeでした。なんとこの為にノルウェーへ来て、番組が終わり次第、再びブロードウエイへ帰り、グロリア・エステファンと演奏するそうです。(これまた80年代好きにはたまらないですね)

トミーネは、練習においてこうアドバイスされていました
「君の声はとても綺麗で素晴らしいけど、完璧すぎると飽きられちゃうんだ。だから、もっと緩急をつけてごらん」

https://tv.nrk.no/serie/stjernekamp/KMTE60002416/sesong-5/episode-4#t=27m47s

というわけで、メリハリをつけることを意識した結果が、これです。

あ、上で書いた横顔まで見たいのならこちら。歌い終わりのほか、審査の途中、横に向いてるシーンと、その後Jensに褒められて嬉しそうにしている姿もみられます。Inezと一緒に応援してるんですね。

(トミーネの歌い終わりから)
https://tv.nrk.no/serie/stjernekamp/KMTE60002416/sesong-5/episode-4#t=32m30s

評価はこちら
司会者「素晴らしかったよ。僕は、後ろで寝付きそうになっていたよ。素晴らしい方法でね。あ、退屈で眠たくなったわけじゃないよ」
審査員
モナ「力強かった。ハートで歌っていて、そのことで、あなたの独自の歌唱にしているわ。あなたは人とは違った声を持っていて、聞いていて心地良いの。
   それはラッキーなことよ。その声がとてもしっくりきて、曲を伝えてくるの。切なさを伝える声質で、とっても良いことだわ。輝いていたわ
   あなたは既に”Touch Singer”だわ、そうでしょ、Jens」
Jens(コーチ兼審査員)「全て満点だったよ。シンプルかつ尊大。美しさはそうはならなかった。」

 ※動画ではここでモートンとInezが映ります

stjernekampmortenmedinez

トーマス「とてもよかったよ。(ジョークっぽいこといってますが意味不明なので割愛)」
Jens「難関だったところと、今までどこにいて今どこにいるかちょっと言うよ。このアレンジは今まで聞いたことのないアレンジだった。
   テンポとその他全てが他と違っていた。君には、やりたいことが見えている。そして、それを素早く手にして行っている。
   僕たちは、メリハリをつけること等を課題にしてきたけど、君はちゃんと素晴らしくものにしていたよ。
   これは僕にとっても素晴らしいものだった。この曲は君のバージョンになったんだ。
   誰かのコピーじゃない、君のボーカルの全てが花開いたものだ。」
トーマス「この曲のバージョンはどれくらいあるんですかね?」
Jens「キング・コール、マーティン・スチュワート、フィッツジェラルド…これだけでもほんの一部で、116バージョンくらいある」
司会者「自慢できそう?」
トミーネ「ええ。できそうね。嬉しいわ」
(以下、トミーネが緊張した話とか感謝なので割愛)

更に、トミーネは今回も審査員から「良かった人」として名前を出されています。
今回、名前を出してくれたのは審査員のJensでした。

https://tv.nrk.no/serie/stjernekamp/KMTE60002416/sesong-5/episode-4#t=32m30s

Jens「本当に素晴らしい夜だった。僕は誰が一番かというのを、自分の子供達(コーチしたメンバーのこと)から選ぶことは出来ないけど、
   一番の驚きは、ちょっと普通じゃない、トミーネだったよ。それから、もう一つ。一番良いショーだったのはNicolineだった」

以下、新聞評です。

http://www.vg.no/rampelys/musikk/nrk/vg-anmelder-stjernekamp-laat-for-laat/a/23796866/
VG:5/6

『Stjernekamp』のこの秋最大の驚きは、勿論、今回もやってくれた。蜂蜜のような声もビロードのような声もそのどちらもが、惹きつける。
ナット・キング・コールの蜂蜜のような声と、トミーネのビロードのような声のことだ。同時に彼女は、自分の声を、感動的な方法かつ、彼の父であるモートンから少しだけ学び継いだ可能性で、自分のボーカルをマスターしている。トミーネは、いつでも自分の内側により入り込むことを知っているが、決して、不適切な使い方をしない。彼女の甘みは最上級で、退屈ではない。この声は、今やSinsenの十字路から飛び出している。その不思議な特長によって。恐らく、だからこそ、彼女は『Idol』ではなかったのだろう。楽しみだ。

http://www.dagbladet.no/kultur/vi-anmeldte-stjernekamp-lat-for-lat/63107329
Dagbladet:4/6
ナット・キング・コール版の『I’m In The Mood for Love』だ。これは、流れを維持するのが非常に挑戦的な曲だ。歌に乗るのは簡単だが、その分、コントロールが必要だ。歌いやすさと、繊細さを同時にこなすのは簡単ではないのだ。開始時点ではそこここで、ふらつきがあったが、トミーネはその特長を活かし、高いトーンの声で、すぐに持ち直した。彼女の声の暖かい響きは、このタイプの歌を、完璧に特長づけることになった。

タイトルにも書きましたが、結果は今回も、「投票数最下位3位」以内に選ばれてしまいましたが、なんとか通過できました。
次回はヒップポップだそうですが、うーん… 想像できませんね。(個人的にはモートンのヒップポップも想像できない)

https://www.instagram.com/p/BKdqPh5Dud-/?taken-by=tomineharket

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

コメントを残す