『a-ha THE BOOK』出版記念イベントに行ってきました

11月3日に行われた『a-ha THE BOOK』発売記念イベントに行っていました。

事前のツイートで満員御礼とあって、会場をみたら補助椅子含め全部で96名入れるとあり、とすると80名くらいはa-haファンが集まるのだなと思いつつ、正直、自分のイメージでは大きめのライブハウス(結婚式の二次会でバンド演奏する感じの)みたいなイメージだったんですが行って見たら「ちゃんとしたレストラン系」のラウンジでまずはそこに驚きました。そして改めて人数は不明ですが、恐らく80名くらいはいるであろう空間も。ライブ会場以外で、大勢のa-haファンが一同に介すって本当にすごいなと。

一部では『a-ha THE BOOK』制作陣が振り返る2022年のa-haということで、(このサイトでもお世話になってる)勝山さんと、この本の企画・編集の櫻井さんのトークでした。色々話がありましたが、中でも「”True North”が決まってからの”a-ha THE MOVIE”上映でよかった」というのは、私も同感です。『a-ha THE MOVIE』上映時に『True North』が決まってなかったら相当悶々としたと思うので。(実際海外ファンはそういう感じだったと推察します)

二部の佐藤淳さんのトークで印象に残ったのは、「元芸能プロダクションから来た人が、アーティストはレコード会社に本音は言わないと言っていたのを、”a-ha THE MOVIE”で実感した」という話、それから『Stay On These Roads』の日本盤で「ロード」にしたのは、別々の道という気がして単数形にしたこと、それからほんのり別れの予感があったこと、そして『Hunting High and Low』の購買層が実は男女半々だったという話です。

a-haは当時、女の子のアイドルみたいな扱い方をする人達がいたことで、自分も当時、「はいはい、顔が良いから好きなんでしょ-」と言われまくっていたんですが、男女半々だって知ってたら言い返せたのになーとか。まあ、いいんですけど。その頃の、「モートンって顔だけでしょ」と言われたことが「モートンは世界に誇る天才ボーカリストなんだってば!」というのが今のサイトのそもそもの原点の一つになってるので。

ほかにも、サマソニで「a-haを楽屋から見送ったら『昔みたいだね』とモートンに言われた」という話とか、モートンの印象の話(いつも悩んでる…だったかな?)とか。私自身、高校時代、クラスメイトから「モートンのどこがいいの?曲つくらないじゃん」と言われ「声。あと、理想が高くてそこに手を伸ばし続けてなかなか届かない感じになってるところ。それから、何か説明しようとして余計訳わからなくなってるとこに共感する」と答えていたので、「ああ、少なくとも初期のイメージはあってたんだな」と感じました。

佐藤さんの、「a-haがきっかけで何か始めたり影響を受けたりした人がいるなら嬉しい」という発言は、さすが「10年後の君へ」を書いた人だなという印象です。あの文章を読んだときどんだけ泣いたか。今回、関係者として通訳をされていた肥田さん、『a-ha THE PIX』のフォトグラファーの西村さんもいらしていましたが、この方達がいたからこそ、a-haの事が知れて、そして今の自分があるわけで、本当にありがたいというか…。上手く言えませんが、なんか幸せだなと、a-haファンで良かったと改めて思いました。
ありがたいことに、少しそうしたことを伝えられたのが嬉しかったです。

そうそう。『True North』がオリコンチャート5位になったという発表もあったようで(私が離席中に)、今、モートンは相当疲れているようなのでライブは見えませんが…、落ち着いたらなんらかの形で来日してほしいなと改めて思いました。今は勢いと実績としての数(映画のミニシアターランキングでの1位とか、オリコン5位とか、『a-ha THE BOOK』の購買数とか)がありますからね。ぜひ、この勢いが続いて欲しいです。

最後に…。今回、何人かの方にサインを…と言われ、まさか自分が…と考えてもいなかったのでほぼローマ字で名前という(^^;;状態になってしまいました。変なサインですみません…。自分の人生でそんなことがあると思ってなかったので。

二次会もありましたが、そちらの3時間もあっという間でした。お話してくださったみなさま、ありがとうございました。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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