【翻訳挑戦】Massiv -僕はスターだ。以上。

Massivのインタビューです。保存して訳していたら、このタイミングで元記事がなくなってしまったようです。
手元に保存したものはあるので、例によって、間違ってる箇所などがあれば、わかり次第、修正します。

僕はスターだ。以上。

-僕を理解しない人は、死にたくなければ自分自身に適合したらいいと思う

今年の早春に、あなた達とVGのジャーナリストの間に何があったんですか?
あなたの言葉を引用すると
「男らしくないのは、良くないことなんだ。そうやって、もっと認知される
べきだと思う。どうしてそう感じさせられるのか」

―それは、僕達も知りたいんだ。僕達は楽しんだよ

あなたの男らしさはどれくらいですか?

―僕はあえて考えないことにしてるんだ

あなた達メンバーの一人はいつも、a-haの新しいアルバムについてその
関係を「3つの強い個性がアルバムには含まれているんだ」と言っていますね
それは、実際にはどういう意味ですか?

―それは決まりきった質問に対する決まりきった答えだね

あなたはマグネとポールにプライベートでお互いに電話しあったりしますか?

―するよ。電話したくなったらするんだ。心地いいよ。

自分の声について、どのように扱っていますか?

―僕は父や親戚と聖歌隊に出演するときにだけ、KvarsteinのMagny叔母とBernt叔父の家で練習するんだ。

あなたのくだらないうわさについて、どれだけ本当なんですか?

―僕の、儚いうわさは本当だよ

もうひとつ。「Zoolander」を見ましたか?(*1)

―いいや。

あなたは映画俳優として、<<Yohan Barnevandrere(ヨハン 子供の放浪者*6(2015/3/29修正))>>の中で、Alexander Rybakの父でAylarの夫という役を演じましたが、俳優としての野心もあるんですか?

―俳優としての野心なんてもったことはないよ

ですが、あなたは「カミーラと泥棒」でも演じていましたよね。
それにハリウッドからもオファーを受けてます。教えてください。

―「カミーラと泥棒」そして「ヨハン」への参加は、俳優としての野心ゆえのものではないよ。
もし、野心があったら、 John Hurt とHelen Mirrenとの共演もYESと答えただろうね。(*2)

RybakとAylarとの共演はどうでしたか?

―実のところ、Aylarと演技したとはいえないな。
僕は彼女とはいちゃついていただけで、Rybakはそれをみてたよ。

夫役として、Aylarとどのようにいちゃつくんですか?

―いちゃつくのに君はマニュアルが必要なの?それじゃいちゃつけないよ。

80年代のおしゃれのこだわりは?

―むしろアイデンティティにこだわってたかな、(他と)同じなのは嫌だったんだ

自分専用のスタイリストがいた?

―その質問に何の必要があるの?

ブラジルの町はどんな感じでしたか?

―お勧めできるよ

もっと詳しくお願いします。(ブラジルの)若い女性のこととか、護衛のこととか、本当の歴史とか。

―それは自分で経験すべきことだよ

あなたはポップスターですか?それともロックスター?

―僕はスターだよ。以上。

ツアーマネージャは、以下の質問にどれくらい難しいと感じているのでしょう?

A)あなたの遊びについて

―僕は心から、僕のツアーマネージャーが遊ばれないといいと思う

B)マグネの腸洗浄について

―マグネは魅力的なものをつくる才能に長けている。
君は彼と一緒に経験したわけではないだろう、腸を洗浄するかもっとひどいことを、その言葉を理解する前にやってみたら?

はは、彼はあなたの裏をかいたんですか?

―マグネが君の裏をかいたら、決してそれをみつけられないだろうね
だから答えることなんて何もないよ

C)ポールと誰か…または別の人は、彼が関心をもっている奇妙な健康グッズを持っているか?

―それは次のポールのときに質問すべきだよ

ポールの時か。80年代に、あなたがロンドンに一緒にいった時に、あなたは彼の服を全て燃やして頭の先からつま先までコーディネイトしたっていうのは?

―初期の頃、服装を押し付けたのは本当だね

結婚する予定は?

―ポールもマグネも結婚してるよ。だから電車は出発したんだ。

あなたの同棲相手である、Inezは?

―彼女の代わりに僕が答えるのは正しいとは思えないな。

あなたが25年間に2-3回病気になったとき、Jan Jacobsenは何をしますか?

―治療するよ。

それくらいなら私達も知っています。具体的には何をするのかってことです。さあ、説明してください

―(説明しても)君には理解できないだろうね

雪男の本を読みましたか?彼を知っていますか?

―いいや

なぜ、Mira Craigにヒーラーを貸したんですか?(*3)

―彼は僕の専属ではないよ。僕はただ、彼を知っている幸運な一人にすぎないよ

だけど、何か感じたのではないですか?

―何も。神の思し召しだろう。

女の子のヒップは人格よりも興奮させると思いますか?Mira Craigについてもどうでしょう?(*4)

―Mira Craigのヒップは彼女の個性のひとつだよ

はは、私達はそれについてはもっと知ってるよ

―じゃあもう説明はいいだろう。君にとって何も得るものもないだろう。

ああ… Chris Martinがあなたが世界で一番美しい男だといったことについて、あなたはどう思いますか?

―何も問題ないよ

嬉しくないんですか?

―僕は問題ないといったはずだよ

Take on meの成功がなかったら人生はどうなっていたでしょう?

―ほかのことで成功して、同じような質問を受けてただろうね

十分です。成功の女神を当てにしますか?
この場合、人はナルシストでありつづけるべきか、より思慮深く従うべきかどちらでしょう?

―この場合の「人」は誰のこと?もし、その人がまだ成功を手にしていなくて、かつ成功すると信じているなら、
(成功の)女神の性質を手にするのはすぐだよ。
僕が知る限り、成功を手に入れる人は謙虚だよ。

自分のことをグーグルで検索しますか?

―僕は何も検索しないよ

どんな種類の本を読みますか?

―もっとも楽しいのはミステリーだね。僕が立つ霧の国の研究なんだ。

もっとも大切な余暇の興味はなんですか?

―僕は自然から引き出したいんだ。ただし、自然の法則の中でね。

いいですね。テレビはみますか?

―うん

何を見ますか?Senkveldですか、Migrapolis?
それともHotell Casar? Puls?

―僕はよいドキュメンタリー番組が好きなんだ。
残念なことに、良い討論番組はほとんどないけど。

あなたの娘が、あなたの足跡をたどっていることについて
どう感じますか?もっとも信頼できることと、驚くことはなんですか?

―彼女は自分の足跡を作っているんだ。彼女は僕の跡を辿ってるわけじゃないよ

あなたの一番若い娘カルメンが18になったとき、あなたが66歳になることについてはどう考えていますか?

―僕にわかるのは、彼女が18になったら嬉しいだろうということだよ

3人の異なる女性との間に子供を持つことについてはどうですか?
組織化されますか?

―失敗の度にできることは、降参することだけだよ。

あなたがアシスタント一緒になった際には、新たなアシスタントを雇いますか?

―自分が誰のアシスタントをやるかってわかったら、探すのは難しいんじゃないかな。

あなたの中で一時的に燃え上がったもので、使われてない才能はなんだと思いますか?

―総理大臣、国際試合のトレーナー、バレエダンサー、消防士、一夫多妻の人、テロリスト、ターザン、その他名前のあるものならなんでも。

あなたが後悔を感じるのは何に対してですか?
それとも、一般的にいわれてるように後悔はエネルギーを無駄にするものですか?

―後悔は本来、尊重されるべき反応なんだ。
それはまた、そこから学ぶ何かによって可能性をつかむものでもあるんだ。

あなたのことをより大げさに表現したり、大げさなあだ名をつけたりしているものが沢山ありますが、それについてどう見ていますか?

―それは戸惑いと呼べるだろうね。その他の点では、幸せだよ

あなたは<< Grosvold >>で、ソロアルバムを完成させての感想を聞かれていましたね。
これは、つまり、何を言いたかったんですか?
『僕は、いろんな観点から物事を見ることにしてるんだ。例えば君が誰かと喧嘩するとして、僕の場合はどんな大きな喧嘩のときでもそこから距離をとるようにしてるんだ。君が自分のしたことを俯瞰してみるときのように。
自分の物の見方だけでなく、物事の側面にも焦点を合わせることができることがより重要なのだと、物事をそう理解してから、ずいぶんと時間がたっているんだ。
そうすることで、全てのことについて調和した状態でいられるんだ。

君がみるもの、つまり…、君の周りの自然に存在するものは、そうやって振舞っているんだ。それはただ、僕達がしないだけで。
動物は、自分の視界…つまり、いつもは使っていない察知能力と繋がるとも言えるけど、それを失ったらあっという間に殺されてしまうことを知っているんだ。けれど、その「一瞬」に気づけば、再び立ち上がることが出来る』

この発言で、あなたはまた嘲笑されたり注目されたりしました。
このようなことがおきるとき、あなたは不明瞭な表現をし、自分自身を少し笑ってることを理解してますよね。
あなたは、受け取るのに値するものもしないのも含め、「霧の王子」と噂されて言われてるわけですが、あなたが誤解されることを望む人がいると思いますか?

―はっきりしたことはいえないんだ。理解できないのなら、死なないためにも自分自身に適合すべきだよ

一般的に、あなたは考えてる前に話しますか?それとも考えてから
話しますか?それとも話ながら考えてますか?

―話すことは、思考活動と直接結びついてるよ

あなたの人生で一番大切なのは?

―家族、友人そして友人でない人。

あなたはあなたの物まねをする Kristian Valenをみて笑いますか?

――とても。

あなた達について書かれた本や10000ものノルウェーのもしくは外国のプレスの記事は、あなた達のことをまったく理解していないものが多いですよね

―ほとんどだよ

僕はあなたが名指しされている記事で面白いのを知ってますよ
80年代のモントルーのロックフェスティバルでのことです。
有名なジャーナリスト、Lesley-Ann Jones と INXSのボーカリストMichael Hutchence そして、Morten Harketが彼のホテルの部屋にいたというものです。
ノルウェー人はパーティへいくのにドイツの哲学者ニーチェを読みたがった。
WHAM!の片割れとハッチェンスはホテルに戻ってきて、鉢植えの花をそれぞれの廊下から集め、エレベータの中で得ると、『ノルウェーの森』として、ハルケットの部屋の前に取り付けたと。
夜遅く、ジャーナリストとハッチェンスは宴会のブレーキであるモートン・ハルケットを途中で捕まえて、窓につるそうとしたけれど成功しなかった、というものです。

―覚えてないな、マイケル・ハッチェンスがそんなに酔ってたなんて。

マグネはColdplayとくっついてますが、あなたは東チモールの大統領 Jose Ramos-Hortaとやってましたよね。
どうなりましたか?

―Horta大統領は撃たれたよ。(*5)
Chris Martinじゃないんだ。僕は自分はHorta大統領よりも安全だと感じているよ

ところであなたは、東チモールに大統領と一緒に休息場所を設けるプランがあるんですか?

―東チモールは素晴らしく美しい国なんだ、とても自然に恵まれていてね。
僕はあの場所を自由な時間を持てる場所であってほしいと思ってるけどなんの計画もないんだ

あなたは東チモールと契約してないですよね、ほかに何か討論すべきことがありますか?

―僕と東チモールの契約はもっぱら人権についてなんだ。
東チモールはポジティブな方向へと自ら変わる必要があるんだ。
今日、エネルギー資源の有効活用こそが、彼らの最も重要な挑戦でもあるんだ。
東チモールは大きな石油資源を持っている。
ゼロからインフラを構築する現代の国であり、未来に向かって成長できる最初の国であるという素晴らしい可能性があるんだ。
しかし、西欧諸国の議題による自制力が(西欧諸国からの)サポートとして関与している。

あなたは誤解されてると思いますか?幸せですか?

―そうだね、何が僕を完全に幸せな気持ちにするかってことについて、誤解されてると思う。

(*1)参考:Zoolander(映画)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BA%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC

(*2)参考:John Hurt とHelen Mirrenとの共演しなかった件について
http://www.morten-harket.jp/?p=612

(*3)参考:ミラ・クライグにヒーラーを貸した件(ノルウェー語)
http://www.dagbladet.no/2012/01/27/magasinet/portrettet/musikk/mira_craig/19969299/

(*4)参考:ミラ・クライグのヒップの件(ノルウェー語:写真あり)
http://hjorthen.org/?p=1709

(*5)参考:東チモールの大統領が撃たれた件(日本語)
http://chikyuza.net/modules/news1/article.php?storyid=357

*6 修正しました。 varderen は、放浪者や13-15歳の少女スカウトという意味があるようですが、イマイチ訳しにくいです。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

“【翻訳挑戦】Massiv -僕はスターだ。以上。” への3件の返信

  1. Hiroko Kobayashi さんの発言:

    美咲さん、翻訳してくださってありがとう!!
    今日、読ませていただきました。
    ああ、モートンは本当になんて、イイ男でしょうね??
    インタビューの質問は、力が抜けた感じでいいですね。
    「カルメンが18になったら~」の質問で、「自分に分かることは、嬉しいということ」という答え方が、なぜか私にとって、ツボでして、、、
    一生、モートンに付いていこうと思いました(勝手に)

    例えば、私とモートンが、会話しても、私もこの記者のようにきっと、バカな質問をしてしまい、モートンに「その質問は答える必要ある?」と言われたり、逆に、モートンの言ってることが、高尚すぎて、理解できなかったり、
    私とモートンって、きっとそんな風なんだろうと思うのですが、、、
    それでも、こーやって、彼のインタビューを読んでると、テトリスみたいに
    モートンの言葉が、心の隙間にどんどん落っこちてくるんです^^
    本当に、私にとっては神様な人です!!
    やっぱり、日本に来て欲しいなあ。。。

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    1. 月城美咲 さんの発言:

      >Hirokoさん
      コメントありがとうございます。
      ああ、わかります。その感じ。

      私も18になったらというところと、トミーネが自分の足跡をたどってるわけじゃないというところが、かなりツボでした。
      なぜ、といわれると説明しにくいんですけどね。

      テトリスみたいにというのも、わかります
      訳していても、言っている言葉が頭じゃなくて心に入ってくるんですよね
      だから、説明はしにくいんだけど、すごく感動するというか。
      モートン自身も、うまく説明できることではないと思ってるいたいだし、私達が読んで、意味がわかりにくいけどなんかしみるみたいに感じるのは、ある意味、モートンの狙い通りなのかも。

      ホント、いい男ですよねえ
      訳せば訳すほどに、尊敬度が増していきます

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