a-haは必須科目?

NRKのサイトでa-haを検索すると、NRK Skoleというチャンネルにこんな検索結果が。

a-ha トップになる

NRK SkoleのSkoleは「学校」。内容は2018年のライブ旅行レポで少し書いたように、こんな感じ(下の写真参照:テーマであるBをみつけて喜ぶ女の子)で、日本でいうところの「NHK教育テレビ」(現Eテレ)といった感じです。

アルファベット「B」を見つけて喜ぶ女の子。NRK Skolenからリンクされてる教育番組のひとつ。

したがって、トップページも「ノルウェー語」(国語)や数学、自然、宗教と倫理学といった感じでかなりお堅い感じ。Norsk(ノルウェー語)は、子供がノルウェー語を学ぶための番組。上記番組もその一つで、こういった子供むけ番組も面白いのがいっぱい。ノルウェー語を学ぶにはもってこいです。

NRK Skoleのトップページ。(NRKの教育番組サイトのネット配信版)

そこに、今年の4月に『a-haがトップに』が追加されていました。今はトップページからはたどれなくなっていますが、検索で出てきます。説明によると、NRKのDagsrevyen(NRKの今日のニュース)の60周年を祝して、記念にあげたものだそうで、要するにニュースで流れたものだそうです。
「必須科目」ではありませんが、「エンタメ」ではなく、「教育」に入るあたり「必須科目」「基礎知識」っぽくてなんかうれしくなりますね。リンクの後に、番組の字幕を訳して入れておきますね

https://www.nrk.no/skole/?page=search&q=a-ha&mediaId=23877

https://www.nrk.no/skole/?page=search&q=a-ha&mediaId=23877

昨晩、遅く、ノルウェーのポップグループとして知られるa-haが、ついに、USAのヒットリストでトップになりました。これは、非常に興奮する出来事です、ノルウェーの地でポップ旋風を巻き起こし、故郷では興奮の悲鳴をあげさせ、ついに、世界で最も難しいポップス市場でトップをとったのですから。Vidar Lønn Arnesenの『Til Skudd』からチャートトップへの道のりは長かったですが、今やa-haはカラショーク、オスロ、そしてニューヨークでトップになったのです。このノルウェーのグループ初のヒットとプレゼンテーションは、オリンピックで金メダルを取るのに値します。ビデオ制作費は軌道に乗るまでに150万クローネ費やされました。現在、グループはミュージックビデオ『The Sun Always Shines On TV』の制作中です。このレコードの試聴版50万枚がアメリカで売られました。現在では、もうその何倍もの数に達しています。(試聴版=日本でいうところのシングル盤レコード)ところで、この国のポップスの専門家の、『Take On Me』についての意見はどうでしょうか。マリウス・ミューレ、彼は驚いたのでしょうか。

うん、驚いたよ。誰もが、まさかノルウェー人がチャートのトップになるとは思ってもいなかったからね。未だに僕らは、サンタの帽子コンプレックスがあるからね。ホント、驚いたよ

サンタ帽コンプレックスってなんだろう…?ノルウェーといえばサンタ帽みたいなのから抜け出せないとかそんな感じでしょうか。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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