VG.noでOut of my handsの批評がでていましたので、翻訳に挑戦しました。
http://www.vg.no/musikk/artikkel.php?artid=10057133
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評価:3
2011年、モートンが望むようにa-haのことをいったん置いておくにはどのような方法があるかはまだ明らかになっていなかった。
彼の5枚目のソロアルバムOut of my handsは、いずれにせよ、彼が80曲以上のメランコリックなシンセポップで美しい声を出し続けることに疲れたという状態からは程遠いということを証明した。
このアルバムは、3人が築き上げてきたものを、自分自身の手でより広範囲で改良しようとしているのは明らかだ。
そう、秋の美しい絵のようなa-ha独特の哀愁は、このアルバムにも厚くいきわたっていて、クレジットにポール・ワークター=サヴォイの名前がないなんて、何かの間違いではないかと感じる。
代わりにハルケットが使ったのは、ポールよりも根暗なタイプであるKentのJoakim Berg、そして兄弟の国出身で働き者だが過小評価されているPeter Kvintだった。最近話題になった貢献といえば、あるアルバムで特に半分ほどについて、土足で踏みにじられ、作者不明とされたこと。
驚いた?ハルケットは、Espen Lindの「Scared of heigths」をシンセポップとして作った。
(そして、ファルセットの生みの親―自分自身―より上手く歌った)
Listeningは、Pet Shop Boysによるものだが、これはイマイチ精彩にかける。
「Just believe it」で私たちが聞く声は、黄金の喉に調整されてるのだろうか?
このアルバムでの最強の曲であるKentの10年前の曲(「«Kärleken väntar»』)を英語で書き直すのは、そう簡単ではなかったはずだ。
a-haの曲も長い年月のなかで、灰色になっているだろうが。
歌手としてそして、ポップスターとして、ハルケットは内面も形成してきた。
アルバムカバーの、肩幅のあるポセイドンのような彼がどうやって海から出てくるかチェックしてみて。その前に、何かが生まれてくるだけだけど。
(著者が選ぶベスト曲)
『Burn Money Burn』