The Voice Norge:ライブ放送開始

一週間遅れ、4月27日のThe Voiceについてです。The Voice Norgeはついに佳境。選ばれた19名(5名×4チームだが、チームレネで学業理由にリタイアがあったため)のうち、チーム・レネとチーム・ヨセフのライブ回が26日に行われました。2017年のときを調べてみると、ライブのときは既にベスト8でしたから、今回は参加人数が多かったりで、若干ルールが違うようです。

チームレネには、チームモートンでEdwardに負けてレネが「獲得」したSteffiが、チームヨセフには、チームマーティンから獲得するもHannaに負けてヨセフが「獲得」したSebastianがいます。

オープニング

オープニングは、メンターなしのチームヨセフとチームレネの参加者によるライブ。まずはチームヨセフがステージで歌い、次にメンターが座っている椅子にチームレネが座っていて歌い始めるパターン。チームレネが若干、声が高い系多いなーと思ってみてみたら、4人中3人が女性でしたね。リタイアした人も女性ですから、5人中男性はオスカー一人だったことがわかります。

Steffiがインスタで椅子のところの写真をあげていたのですが、これだったんですねえ…

さて、前回はベスト8から始まり一人ずつ落ちていって4人で決勝でしたが、今回はこのライブでベスト8に絞るようです。

まずはSebastian.

生まれながらのエンターテイナーだ(リンクをクリックすると動画に飛びます)

ダンサーと踊ったり、確かにエンターテイナーですね。見ていて飽きないですが、個人的には声量が足りないなーと感じました。前回のKnutのような化け方はしなかった感じ。

そして、Rebecca

本当に、信じられないくらい美しい(リンクをクリックすると動画に飛びます)

レネが感動しきりで「親愛なるレベッカ、とても素敵だったわ。もう、本当に信じられないくらい美しかった」というほど、本当に綺麗な歌声でした。マーティンも「美しい歌声だった、素晴らしかった」と伝えていますね。ただ、The Voice,実はノルウェー語の音楽の採点は辛めになる傾向があるように思ってるので、観客受けはどうだろう…?

さて、ここまでで解ったのは「今回は全部ではないかもしれないが、メンターの言葉もアップロードされている」ということです。ということは、次回のチーム・モートンでは、モートンを沢山堪能できる!今から楽しみです。

Saima, Spice Girlsの美しいバージョン(ビデオ削除されました)

SaimaはSpice Girlsのカバー。ヨセフに「曲をしっかり自分のものにしている」と評価されています。

Saimaはどうやら高音域で失敗したらしく、そのことについて、モートンが若干コメントしました。以下、新聞記事からモートンの部分のみ抜粋です。

ーそこでの小さな失敗を気にしているのは、君だけだよ。君は曲全体においてしっかり歌っていたし、僕はその部分は殆ど気にならなかった。それくらいのことをやりとげたんだよ。僕から見て君はリラックスした状態でやり遂げたし、楽しんでいたように見えた。そこが良かったんだよ。

Det er bare du som er opptatt av den lille dritten der. Du var stødig gjennom hele låta, og jeg registrerte nesten ikke det der; det var det bare du som gjorde. Det jeg registrerte var at du slapp deg løs underveis, og hadde det gøy. Det var bra, sa dommer Morten Harket.

Saima, The Voice :起きて欲しくなかったことが起きてしまった。

ああ、やっぱり、モートンいい人。あ、勿論、ヨセフも「人は誰でも失敗もするし、素晴らしい舞台だったよ」と言ってますし、レネも「そうよ、よかったわよ」と言っています。

Oskarは、ノルウェー語の曲。

https://www.tv2.no/v/1450288/(クリックすると動画に飛びます)

決して派手な曲ではなく、静かに心に響くような曲ですが、なにせ、ノルウェー語。しかし、何度か書いているように、ノルウェー語の曲は「受けが悪い」です。この番組においては。モートンがかつてノルウェー語のソロアルバムを出したときも「なんで今更ノルウェー語ー?」みたいな批評が出ていましたから、聴衆はノルウェー語の音楽より英語の音楽を好んでいる可能性はあります。

Endreは、ゴスペルの『Church』。

Endreは舞台に聴衆の視線を釘付け(クリックすると動画に飛びます)

ヨセフが「ここにいる99%は聞いたことがないかもしれないけど、それでも、聞き入るくらいよかった」と褒めています。ライブ感ばっちりでしたしね。

Noraのライブに観客から歓声(クリックすると動画に飛びます)

これ、司会者にNoraが「気持ち良く過ごしてる?」と聞かれ、ついでにモートンが聞かれてるあたりカワイイです。Noraは個人的に声とルックスが好みなので進んで欲しいですが、レネからのコメントには、あまり熱量を感じませんでした。ここがよかった、みたいなのはあるけど、「マジよかった」というレネお得意のがないというか。

次々行きますよー。次はコメントでレネの「マジよかった」が出たクリストファー。なんと、彼のビデオは5分越えです。なぜなら、ヨセフも、モートンも、レネもコメントしたからです。

https://www.tv2.no/v/1450291/(クリックすると動画に飛びます)

ヨセフも、レネも「声に特色があって良い」と言っています。彼は、ヨセフに、「良い感じだった?」と聞かれ「良い感じでした。熱狂的なほど」と答えてるのが面白いです。

そして、Kristoferと同じく5分越えなのが、前回Edwardに負けてチームレネの「獲得枠」でライブに進出したSteffi.

Steffi,メンターに爪痕を残す -すごすぎる

Steffiは、やはり相当上手いですね。チームモートンでの対決がEdward以外だったら勝っていたのではという気もします。レネもマーティンもスタンディング・オベーションです。司会者に聞かれて「夢のよう、だから、次回戦も進みたい」と答えています。レネが信じられないくらいよかったと褒めている横からマーティンも「すごすぎる。決して忘れられない感じ。本当に上手かった」と伝えています。元メンターのモートンは「良かったよ、Steffi」と伝えています。Steffiは、なんとなく「ああ、よかった」って顔になってますね。やはり元先生には緊張するかな。

ラストはチームヨセフ、Kristinのジェームス・ブラウン。ちょっと歌い方が、岩崎宏美のモノマネをするコロッケっぽい…(スミマセン)。とはいえ、カッコイイ歌い方で、観客はスタンディングオベーションでした。

観客から嵐のような歓声 -上手い!(クリックすると動画に飛びます)

結果は?

結果は、こちらによると、投票によって選ばれたのがSteffiとKristofer。そして、メンターが難しい選択から選んだのはチームレネはOskar、チームヨセフはEndreになったようです。

ルールの説明がないのでわかりませんが

  • 投票で2名選ばれる (チーム単位で一人ずつなのか上位2名なのかは謎)
  • メンターが1名選ぶ 

ということのようです。ただし、以下のパターンのどれに当てはまるかは不明です

  1.  投票は8名中上位2名、メンターは上位とあわせて自チームが2名になるように参加者を選出できる
  2.  投票は各チームから1上位1名ずつ合格、メンターは観客に選ばれなかったメンバーから1名を選出できる
  3.  投票は上位2名、メンターは上位2名に入ってないメンバーを1名ずつ選出できる

次回(といっても、あと1時間ほどですが)は、チーム・モートンとチーム・マーティン。
楽しみですね

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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