a-ha, ヨーロッパツアーを2020年クリスマスまでの世界ツアーに拡大

Twitterで予告した、Dagbladetの記事訳です。

a-haがツアーに戻ってくる

ノルウェーでも1回だけ予定

ノルウェーのポップス成功者のa-haは、来年にかけて『Take On Me』35周年となる世界ツアー第二部を予定している。プレス向けのお知らせにLivesentralenが書いた内容によると、最初のコンサートは、トロンハイムに新しくできる大きいアリーナ、トロンハイム・スペクトラムで2020年の2月7日に行われるそうだ。これは、ノルウェーでの唯一のコンサートになる。

デビューアルバムからの曲

ツアーでは、彼らは世界30カ国で1位をとったバンド最大のヒット『Take On Me』も含む、デビューアルバム『Hunting High and Low』の全曲をプレイする予定だ。モートン・ハルケット、マグネ・フルホルメン、ポール・ワークター=サヴォイの3人は、このアルバムを2010年のツアーでも演奏している。
プレス向けのお知らせで、ポールが語ったところによると彼らはこれらの曲を再び演奏できることを楽しみにしているのだという。

「俺たちがライブで演奏するのが楽しみにならないアルバムの曲じゃない。俺たちはアルバムに入れる前だって、(アルバム内の曲に)本当に沢山のヴァージョンを作ってきた。どの曲にもいい要素とクールなアイディアがあって、今度のショーではそれを組み入れたものを組み入れた素晴らしいものになるよ」とポールは言う。
マグネ・フルホルメン曰く、彼は古いシンセの欠片を打ち込まなくてはいけないのだそうだ。

「『Hunting Hihg and Low』を演奏することは、僕たちのキャリアと一緒にやってきた中で、とても限定された瞬間でエキサイティングな時間だった、だから、この産物をもう一度見つけ出すんだ、30年以上がたって、名声の代わりにインスピレーションを感じるものとして、ね」マグネはプレス向けのお知らせでそう言っている。

「最初のコンサートは、トロンハイム・スペクトラムになるよ」コンサートアレンジメントをするLivesentralenのボード・フリッケは、Dagbladetにそう語る。

復活

バンドが復活を見出したのはこれが初めてではない。2009年にバンドは、トップでいられる間に解散したいとして解散するというニュースがあった。
3500万枚以上を売り上げた9枚のスタジオアルバムのあと、彼らは世界ツアーのあとに解散すると言った。ウレボールスタジオの27000人の前でのコンサートが一時的な最後のコンサートとなった(管理人註:これは間違い。2010年の解散コンサートの最後はオスロ・スペクトラム)
その後、バンドがカンバックと新盤『Cast in Steel』をリリースのアナウンスを出すまで4年のブランクがあった。

年が過ぎて2016年、バンドの解散が噂されはじめた。モートン・ハルケットが世界ツアーが終わったあとのことについてスイスの新聞に答えたことによるものだ。これは後に、ポール・ワークター=サヴォイのA-magasinetでのインタビューによって取り消された同じ年のプレスカンファレンスで、彼らは一緒に活動することが気に入っているということと、お別れのターンは終了ということを表明した。2017年にはアコースティックツアーをヨーロッパで行い、2018年まで続いた。

ツアー拡大

現時点で、バンドは『Take On Me』初版の35周年祝いと結び付いたツアーを2019年秋に予定している。
これは1985年にリリースした『Hunting High And Low』の全曲を演奏するというもの。
このツアーコンセプトが知れ渡ったことにより、非常に多くの問い合わせが広い範囲から来ており、彼らは2020年のクリスマスまでツアーを延長しての世界ツアーへ拡大することにした。

a-haはノルウェー史上最も成功したポップバンドであり、世界中に献身的なファンがいる。ビルボードホット100の1位になり、シングルとそのアルバムで1億枚の売り上げを得た。トロンハイムのコンサートの優先予約は土曜の午後、通常販売は月曜日の朝を予定している。


<追記>
来日署名始めました。詳細はこちらをご覧ください。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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