【連載】a-ha MTV Unplugged Tour (2018/オスロ)  -8- ライブ2日目後半

お手振りモートンにノックアウトされて
ああ、モートンカッコイイと浸っていたそのとき。

動画が途中で止まりました。なぜか。
モートンの歌い出しに、Siriが反応してしまったのです。
近いからこそなのですが。

Hva kan jeg hjelpe deg med?

うーん、さすがノルウェー語モードのSiri。
ノルウェー人のモートンの歌声に反応したってことか。ノルウェー語じゃないけど。

手助けしなくていいから。黙ってていいから。

というわけで、続きです。
https://www.instagram.com/p/BfeZudMAWBa/?taken-by=tomoko_misaki

instagramは途中でおわってしまうので、yotubeに完全版追加。ただし画像サイズがなんか変です。すみません。

今度は最後まで撮れました。
それにしても驚きました、まさか突然、Siriが反応するなんて。
モートンの格好良さはSiriすら魅了するのかも。

前日はSusannaが参加したもう一曲、『The Sun Always Shines On TV』もゲストなしでした。

そして、まずは1回目の退場。そして、またすぐアンコールが始まりました。
今回は、ビデオ撮り損ねました。

モートンのMCでは、前日とほぼ同じですが、違っていたのは今回はマグネに「いつ」を聞くこともなく、すんなり「僕が20歳のとき」といっていたこと、そしてポールとマグネのほかにViggo Bondiの名前も出てきたことでしょうか。
もしかしたら、会場に来ていたのかも知れませんね。そして、僕が20歳のとき…といったのは、あきらかに前日からの学習効果でした(笑)

よくよく振り返ってみると『Take On Me』の動画がありませんが、これはひとえに私がこの曲が好きすぎて、録画できる余力がないからです。
モートンがかっこよすぎて集中できないんですよ、そもそも。手を一定の位置に保っていられないというか。

そして何よりですね、前日は「俺の推しが30年経ってもこんなにかわいいなんて」という気持ちでしたが、この2日目はなんだか涙が出てきてしまったんですよね。
今後、ノルウェーまで来られる頻度は今までのように2年に1度くらいというのは難しくなるかもしれません。
正直、今回も娘の進学もあり、費用がかかるので悩んだりもしたのです。結局どうにかしましたけどね。
でも、本当に今回は…いえ、今回もノルウェーに来て良かったとそう思ったのです。
こんなに近くで、アコースティックで往年の名曲が聴けるなんて。
しかも、ノルウェー語なので、かつて日本に来てくれていたときのように英語でわかりにくいということもないですし。

そんな思いを抱えながら最後の曲が終わると、なんとマグネが真ん中に!

勿論、今までも80年代もあったかもしれないけど、2010年に解散して再結成して…その再結成の時の複雑な気持ちのマグネのインタビューを読んだりしていたので、こうしてマグネがポールとモートンの間に自ら立っていることが、凄くうれしかったのです。
いやぁ、だって「止める」って決めるのって凄く勇気がいることですよ
a-haっていうアイデンティティとか、あと、1日目にも書いたようにモートンとマグネの出会いは運命的ですし。
それでも止めたのに、マイペースな二人はいつの間にか最接近して、デュオでやるか・いや、マグネもなんて話になって(詳細はわかりません、ポールの伝記の抜粋を更に抜粋で新聞で読みました)RIOでのお誘いで再結成して。
私はマグネ本人じゃないからわからないけど、自分で想像すると、かなり悩む状況だよなーと思うのです
今回、アコースティックバージョンをやることによって3人が85年当時のように近くなったとは聞いていましたが、このシーンがそれを象徴している気がしました。

3人とも、とっても嬉しそう、モートンが珍しくマグネに「ねえねえ」ってやってるのも可愛い。いつもは逆ですからね。

そして、このモートンが近づいて来てるのは、私の前にいたファン3人がカナダから来た人達でカナダ国旗を広げた瞬間だと思います。
今回、私も日の丸を持って行こうと思ったんですが、娘が少し前に見つけて遊んだあと、どこかにやってしまって、帰ってきてから発見されました。
ちょっと残念
でも、この笑顔を見られたのは嬉しいです

さて、この後ですが、当日に書いた数行の手紙をもって、出待ちすることに決めました。
お手洗いが混んでいて若干出るのが遅くなってしまいましたが、なんとか間に合いました。

出待ちの最中、ノルウェー在住の日本女性とその旦那さんでa-haファンのノルウェー人の男性のカップルにお目にかかりました。
少し話したのですが、まさかのインゲボルグネタで盛り上がれてかなり嬉しかったです。旦那さんはa-haマニアだというので、日本で流れたGatsbyのCMがyoutubeにあるのを教えたりしていました。

暫くすると、マグネ!相変わらず良い人なので、みんなにサインして回っていたのですが、私も人混みの中、なんとかマグネの真下(満員電車状態でよくある感じ)に行き着き、そこで手紙を渡そうとするとサインを書こうとしてくれたので「Til Deg」(あなたにです)と話しかけました
そこで驚いたのがマグネの言葉

「ありがとうございます」(笑顔で)

え!日本語?? 正直、マグネが記憶力がいいのはわかるけど、私の顔を覚えてるとは思えない。(そう頻度高く会ってない)
大方、黒髪のアジア人=日本人という認識だとは思いますが、それにしたってやっぱり嬉しいです。

このとき、直前まで話していた女性が「日本にも来て」と話しかけたそうなのですが、「行くよ」と答えてくれたそうです。

そういえば…前にも何かの折にそんな答えを貰った気がする…
まだ来てないけど。

ふと、2010年の解散コンサートのあと、同じように雪の中出待ちして、マグネに手紙を渡したときのことを思い出しました
あのときはノルウェー語出来なかったので英語で、行きのエアフランスの中でモートン宛、a-ha宛を認めて、モートンには渡せず、マグネにa-ha宛だけを渡したのでした。
あのときは、また雪の中で今度はノルウェー語で渡すことなんて、想像もできなかったけど。
人生何があるか解りませんよね。

そして、モートンですが…
モートン出てこないだろうなと思ったら、やっぱり。(ソロでは出てきてくれるけど、3人いるときは出てこないイメージなのです)

この写真は、前述した女性の方から頂いたのですが、この車が出た後、セキュリティーが「さっきの黒い車にモートンが乗っていました」と叫んでいたので
この後部座席にいたとようです。写真は、直前まで話していた女性から頂きました。(サイトを教えたのでそこからメールで頂きました。許可もらい済です)
どうやら、この後部座席でスマホをいじっていたとか。

ああ、なんか微妙に後半、マグネ推しな文章になってしまいましたが、ここはモートンサイトです(笑)
でも、マグネは本当に良い人だと思います。マグネがいなかったらa-haはここまで大きくならなかったんじゃないかな。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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