【連載】a-ha MTV Unplugged Tour (2018/オスロ)  -1-  トンネルを抜けるとそこは雪国だった

行ってきました。a-ha MTV Unplugged Tour in Oslo.

オスロです。冬です。
a-haと冬、そしてオスロ・スペクトラムの組み合わせに、2010年の「フィンエアがストライキで飛ばない」「振り替えしたKLMが大雪で4時間ディレイ」が頭をよぎらないわけがありません。
事前に中華街で凄くあたる占いでは、「オスロにいる間は順調に進む。ただし、余分にお金がかかるのと手荷物注意のカードが出ている。帰りにも何かあるかもしれない。動けなくなるような。あとはちょっと人関連でガッカリすることがあるかも」と言われ、「人関連は今回、詩人さんに会えないことかな」「動けなくなるのは、雪ですかね、電車かな」という話をして、「今回は絶対に手荷物は離さない、帰りの飛行機への電車は早めのに乗る」と決めたのでした。詳しくはあとで書きますが、この占い、当たってました orz
ちなみに、今回は石井ゆかりさんの星占いは「愛が燃えあがる」でしたよ

さて、今回はストライキ情報は入らず、まあ、それでも早めに空港へ。途中、乗り換え間違えたりして、9時ちょっと過ぎに空港着。この時点でグッタリ(笑)
SASのカウンターがあるので、そちらへ向かうと、立っている女性がいてその人がチェックインしてくれて終了。
手荷物は持ち込みたいのだけどというと、ぱっとみて「それなら大丈夫」と、手荷物の重さを測ることなく「え、これだけ?」。
カードが使えないときのために、宿代+αをクローネにして、それからWifi借りて出発ってことで、早めに搭乗ゲートへ。
着込み過ぎて暑い。Wifiのセットはホテル着いてからかなってことで、10時間のフライトは映画みたり、ローカル保存してるモートン動画をみて過ごしてあっという間でした。そうそう、音楽は良いのがなかったですが、機内誌の過去バージョンが読めるようになっていて、それに、モートンとメンターをやった「レネ・マーリン」が出ていました。ついでにモートンの『The Voice』の写真も。(全員集合してるやつ)


(Rock In Rioの動画をローカル保存しておいて見ている)

途中、飛行機のアナウンスで「ここからネット使えます」というアナウンスがあり、SASのWifiに繋ごうとしたら「高額になる可能性がある(従量課金です)表示」が。Wifi繋ぐ間だけと思い解除したら、これが数分であとで32000円の請求が来ました。
『機内モード』が『手荷物』に入れたときに解除されたらしく、その間にアプリの通知でのようです。「手荷物注意・突然のお金がかかる注意」とはこれのことでした。
とりあえず、これは夜中に通知が来たので電話して、ノルウェーについてからも海外定額がエラーになることを伝え、さすがに通常の通信費にプラスされると痛いので、現在、分割できるかも含めて調整中。
ちなみに、Wifiは繋がりませんでした。

乗り継ぎのコペンでは、定刻より早くついたのが災いして、搭乗ゲートを一本前と読み違えて、それに気づいて空港を全く反対側に移動せざるをえなくなったり、ひたすら移動……
脳内で「曲がる順序間違えて♪」という岡村靖幸の曲が頭をよぎるも、搭乗ゲートについたときは汗だく(着込み過ぎの成田につぎ2回目)で、思わず「少しも寒くないわ」と呟きたくなるほど。

そして、ノルウェー到着。
が、いつもと違う。「縄跳び禁止」の標識のある動く歩道に辿り着かない!

これね⇓

縄跳び禁止
縄跳び禁止

なんか今までなかったチョコレート屋さんと本屋(Tanum)が増えてる…気がする。あとでノルウェー語の先生に会って聞いたのですが、去年の秋に工事があり、拡張したんだそうです。それで、あのルート通れなかったのか。残念。

空港を出ると、ノルウェーは雪でした。大雪でした。
今回、ホテル代を節約して少し歩く場所にしたのが悪かった。素直に最初に予約した「オペラ」にしておけば良かったです。
雪で歩ける状況じゃないし、風邪気味で、このままだと風邪悪化して明日のライブが無理。
ってことで初タクシー体験。

「ムンク?ああ、トーンホテル・ムンクね」と言われ
「近いですか?」と聞くと
「スペクトラムの裏通っていくけど、まあ、近いけどちょっと距離はあるかもねー」

って、スペクトラムのところからトンネルに入り、抜けるとそこはホテルでした。近いけど、確かに徒歩だとあるわ。

トンネルを抜けるとそこは雪国だった、というより、最初から雪国クライマックスですが。

ホテルの部屋からの光景はこんな感じ。

如何に真っ白かわかるかと思います。
目の前の建物は真っ白ですが、翌朝だとこうです。

違いは一目瞭然ですね。しかし、一晩でこれだけ雪が溶けるとは。これなら観光し放題と思いましたが、それが間違いだと気づくのにそう時間はかかりませんでした。

ところで、ノルウェーの朝は(日の出が)遅いですが、テレビ番組は朝から飛ばしています。

子供番組(タイトル不明。NHKの「日本語で遊ぼう」みたいに、ノルウェー語の単語や言葉で遊ぶ)では、男性が詩を読みながら口説いたりしています
次のシーンでは、男性二人が仕事をしながら、これまた韻を踏む感じで愛の詩を作ってみたり。
これ、説明できるといいんですが、もう彼らの話してたノルウェー語自体が記憶になくて。
まあ、若干お笑い系で、「今回のテーマI(イー)」片方が、相手の男性を主人公にその男性が片思いしている女性とのことを詩にするわけです
・○○は、(女性)を愛してる
・女性も彼を愛してる
みたいなの。そうするともう一人が、今度は最初に詩を読んでくれた男性と片思い相手の女性のことを読むんですが、悉く失恋系の言葉しかでなくて
しょんぼりされちゃうというもの。
・○○は、(女性)を愛してる
・○○は、部屋でいつも一人
みたいなの。

今日のテーマは「I」(イー)ということらしく、番組はつづき、リアル赤ずきんちゃんが車(BIL)を持って、単語ガシャにいれると

「BIL」と出て、「I」をゲットできて喜んだり、その後の教室のシーンでは「Iの発音をしてみてください」と言われた生徒が綺麗に発音すると、なぜか先生が魔法使いになり、アラビアンナイトな「アルファベットソング」の世界へ。

歌が終わると同時に唐突に番組終了……。他にも「娘が自分の親友(でも実は片思い相手)と結婚する男性」が出てきたり、その一方で姉妹で幸せそうな姉に麻痺する注射を打って髪型を入れ替えて自分と姉がまるで逆のようにして家族乗っ取る話が並行で進むドラマとか、バラエティーで「一瞬で結婚を決めて半年後に続けるかどうか決める」というやつで、結婚とは何かというのを真面目に語る番組をやっていたりと、朝からカオス。

チャンネルを変える毎に、「違う内容」が流れてるのは新鮮でいいですねー
日本なんて、どのチャンネルかけても、同じ人か同じネタばかりですからね、誰が不倫しただの、どこそこ業界がどうの…
久しぶりにがっつりテレビ見ちゃいましたよ。
まあ、そうしてるうちに時間はたち、このままでは観光しないまま終わりそうなので、a-haネタ豊富だと言われる「Pop Sentret」に徒歩で行くことにしました。
路面も雪が随分溶けてるだろうからきっと大丈夫だと信じて……

(ちなみにここまで眠ったのは恐らく飛行機入れても3時間程度)

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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