『The Voice』:雑談 『The Voice Norge』ページに見る視聴者の反応

普段は、TwitterやFacebookで「Morten Harket」を検索しても、私と同類の「この曲ホント最高、モートン最高!」とか「モートンマジカッコイイ!」とか、「80年代のモートン(はーと)」とか、いわゆる世界のモートンオタにしか辿り着きませんが、『The Voice』のメンターになったことで、一般の人のモートンへの反応が楽しめます。
が、同時に、テレビ番組に関する「日本との差」も浮き彫りでした。

先日の、モートンとヨセフの言い合いの反応と思われるもの

審査員同士、特にヨセフとモートンの間の無意味な罵り合いは悲しいし、必要ない
子供や若者の中で、どうして虐めがおきると思いますか
お手本になるように改善して!

⇒ヨセフとマーティンが台無しにするんだよな
⇒(公式)メンター同士のコメントで、お互いに傷ついてることはありません。ユーモアの範囲です。
ユーモアに対しては、その時の温度も認めることが必要ですね(空気読め)
⇒ユーモアだということは、私は理解している。
でも、若者や子供は「クールなモデル」が汚い言葉を使うのを簡単に真似するし、他の子供を蔑む言い方をするようになる。それが虐めに繋がる。
子供や若者には、(ユーモアでやってるかそうでないかなんて)区別つかないのだから。

ヨセフは虐めをやめるべき。モートンのことを軽く扱いすぎる。
⇒(公式)メンター同士のコメントで、お互いに傷ついてることはありません。ユーモアの範囲です。
ユーモアに対しては、その時の温度も認めることが必要ですね(空気読め)
⇒なんにせよ、悪趣味

年齢はただの数値に過ぎない。モートン虐めをやめなさい。彼の貢献を考えて。

私たちの国のタレントはとても上手ね。
願わくば、Lene Marlinとヨセフ、Martin Danielleには、モートンの言い方を笑うのではなく、彼が何を言わんとしているかについて耳を傾けてほしいの。
私は彼が何を言おうとしてるかわかるわ。この番組のターゲットである若者は、この3人の大人が4人目をどう判断しているか見ているのだから。
(若者たちの)お手本になることを覚えておいて。モートン、「無為」の熟練者でいてくれてありがとう。とてもエレガントだわ(管理人註:要するに、何言われてもどこ吹く風でイチイチ反応しないでくれてありがとうということ)

これ、全部8月26日(金曜の放送)のときのものです。

他にも、ヨセフがちらちら椅子の肩越しに見ようとするのはルール違反だろとか、マーティンとヨセフは煩すぎみたいなのもありました。
「女性ばかり進出してるが、どうなのか」というようなのや、Sptiifyのリンクを聞くもの、誰々頑張れ!というのもあります。

正直、記事を訳してても、モートンに対するメディアの「いじり」は、気分の良いものではないのです。
Twitterでモートンファンだと書いたら、「モートンファンなら、ノルウェー語を勉強する前にドイツ哲学を勉強したら」と揶揄されたこともあり
「別に彼の言っていることでわからないことないけど?」と思ったこともありました。
でも、モートン自身は「霧の王子?光栄だね!霧の王国は君主を必要としてたんだよ」とか、さらっと流すのでまた尊敬するわけです。

モートンがメンターになった人中心にしか動画見てませんけど、確かに自分のチームに入れたいあまり、相手の話を遮るところはあり、
折角のモートンの声が聞こえない部分もありました。

「私は彼が何をいおうとしてるかわかるわ」と言っている人がいることで、メディアのモートンいじりは、「よしとされているわけではない」ことが解って良かったです。
だって、どう考えても「モートンの言っていることだから、わからないってかいておけ」的なのもありましたからね。

また、このfacebookでの反応を見る限り、「いじり」は不快な虐めだと映る人はそこそこいるように思いました。
「年齢はただの数値」というのは、ヨセフがモートンの年齢をからかったことに起因するのだと思いますが、日本だと年齢だけでなくスタイルやら
何やらでも「いじり」という名の不快な態度を取る芸人は多いですから、日本のテレビなんてみたら、激怒されそうです
私もその手のいじりが不快なのでもっぱらスカイステージ(ヅカチャンネル)ばかりですが。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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