トミーネ、NRK『Limdmo』出演

トミーネが22日(土)21:55(日本時間 23(日)4:55)から放映された『Lindmo』にUnge Ferrariと出演しました。

https://tv.nrk.no/serie/lindmo#
(トミーネ出演は27分頃から)

番組では、Unge Ferrariとトミーネの背景の差や、それぞれの音楽活動までの歴史みたいなものを語られました。

-11歳のときにミュージカル『アニー』、それから16歳のときに最年少でのミュージカル・グランプリ出演、なにより父はモートン・ハルケット。
あなたのキャリアは夢のようなスタートだと思われているけども。

「いいえ、私は意志がなかったの。家族があるからこそ、音楽の道を進むのは難しかった。何か音楽をリリースしようとすると、どうしても自分自身に批判的になってしまう。それで長い時間をとってしまう。アニーに出演することになったけど、11歳にとっては大きすぎる注目だった。私は少しの間、表舞台から休息をとることにしたけど、スタジオにいたわ。それがグランプリだったの。それは全く私の為にはならなかった。でも、それはそれであるべきだったんだわ。私は言ったり来たりを沢山繰り返したけど、それは私がやるべきことだった。」

-どんなことに時間を使ってたの?

「いろんなことよ。まず、学校を落ちこぼれたでしょ(笑)。それからオペアでドイツに行ったの。ブティックでずっと働いてるし、色々やったわ。でも、そうやって働いてる中でも、スタジオで新しい曲作りをしてたの。」

-でも、どうしてリリースしなかったの?

「私は最悪の敵がいるの。彼は自分がやることに批判的で、だから時間がかかるの。彼は私をつっついていたのよ。」
(管理人註:恐らく、内なる敵=自分自身の中の批判的な自分のことだと思います)

-パパは、偉大なミュージシャンのモートン・ハルケットだけど、彼はその何か…してくれるのでは?

「いいえ、私は彼や、彼の関係者を通して何かしたいと思ったことは一度もないの。
 私は全部自分でやってきたの。みんなに自分のやってきたことを見せるために、沢山働く。
 それは、パパもそうあるべきだっって思ってるの。この点について、私たち(モートンとトミーネ)は、同意してるのよ」

(会場拍手)

(中略:Unge Ferrariが家族から引き継いだ音楽的なことについて)

-あなたはトミーネから学んだことはありますか?

「複式呼吸
 Stig,あなた1年後に声を失うわよって言うんだ」
「練習の時、彼は喉を使って歌うのよ。私もやるときあるけど。”正しい方法で呼吸しなさい、お腹を使うのよ”って。
 彼が床に寝て私がお腹を押して、それで彼は解ったの。それでちょっと時間を費やしたけど」

-それは一般的に大事なことですね

「賢い生き方…ううん、一般的なノウハウだわ!」

https://www.instagram.com/p/BL6StK2ja9Q/

 
番組の最後には、二人でNostalgi 3 Millionerを歌いました

https://tv.nrk.no/serie/lindmo#
(二人の出演は54分頃から)

NRKのリンクは、現時点ではまだ、日付リンク出来ないため、あとで修正します。

Unge Ferrariのところは割愛しましたが、彼は歌手になる前、コンクリート工場で働いていて、その中で音楽を作っていたそうです。
彼の発言も、時間があるときにでも掲載出来たらします。

前々からトミーネもモートンもそう言っていましたが、改めて、トミーネとモートンの関係は、二世タレント的な甘さのない素晴らしいものだと思いました。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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