モートンの娘、トミーネとUnge Ferrariのユニットが、ついにEPを昨日、9月9日にリリースしました。
「Hva Er Vi Nå/H.E.V.N」は、iTunesでも購入可能です。
https://itunes.apple.com/no/album/hva-er-vi-na-h.e.v.n.-ep/id1121262357?l=nb
ノルウェーのショップになっていますが、私は普通にクリックしたら購入画面になりました。
曲単位での購入では、1曲250円ですが、アルバムだと800円なので、約1曲分お得です。
このリリースにあたり、二人がインタビューに答えています。
http://www.klartale.no/kultur/lerer-av-unge-ferrari-1.773377
Unge Ferrariに学ぶ
Unge Ferrariとトミーネ・ハルケットは「Hvis du vil」で驚かせてくれた。今、二人は新曲をひっさげて準備万全だ
ラッパー Unge Ferrariは、期待できるアーティストと一緒にやりたいと思っていた。彼は、トミーネ・ハルケットを選んだ。
彼女が有名人として生まれたことは関係ない。彼女は、ご存知の通り、a-haのモートン・ハルケットの娘だ。
「もっとスマートに考えるべきだ。君は僕が君の父親のファンかどうかをきにしてたけど」Unge Ferrariはトミーネに微笑みかけた。
彼女は微笑み返し、彼女は誰かと会うときは、いつでもこの手のことを考えていると語った。
だが、Unge Ferrariは、彼女にとって必要なことを彼女に教えてたという。
「舞台にたっても、自分をしっかり保っていられるようになることよ」
Unge Ferrariは、本名をStig Haugenという。彼は2015年にトミーネ・ハルケットと「Hvis du vil」をリリースしたとき、何度も彼女を驚かせたという。
二人が一緒にやるのは初めてで、11月には彼はミニアルバム「Til Mine Venner」(僕の友達たちへ)をリリースした。
「彼は舞台でもそうやって輝いていられるのよ」
しかし、彼がいつでも舞台で余裕があるわけではない。
「僕は、(舞台における)そわそわした感じを他に使うことを学んできたんだよ。僕はその感覚を、本来集中すべきものに向かう力にするんだ」
Unge Ferrariは、短期間でブレイクした。去年、彼はbyLarmのフェスで演奏をした。
(管理人注:byLarmは、1989年にトロンハイムで始まり、2008年以降は毎年オスロで3月に行われている音楽フェスで、勝ち抜き戦もあるようです)
このbyLarmでの演奏が、彼にとっての初めてのライブで、その後、複数のコンサートを開催している。
今、彼はスウェーデンのラッパーSilvana Inamとのツアーを終えたところだ。
トミーネ・ハルケットは、まさに今、NRKのテレビ番組「Stjernekamp」に出演中だ。
そこでは、彼女は一人でやっていかなくてはいけない。
「実際、かなり緊張するのよね」
先週、彼女はKaizers Orchestraの「Hjertekunuser」を歌った。そこで、彼女はHaugenから学んだことを使った。
すなわちノルウェー語で歌うことと、ノルウェー語で作詞することだ。
「それは難しいものだったわ。私のやってきた音楽は、いつでも英語だったから。ノルウェー語で作詞したことはなかったの。『Hvis du vil』はよかったわ」
二人はプロデューサのAkesel “Axxe” Carlssonのスタジオに行き、そこでテーマや言葉、音楽について話した。
その結果、『Alltid』『Du fortjener å være alene』, 『Nostalgi 3Millioner』『Iblindeserenbedre』の4曲が生まれた。
この4曲は、EP盤『Hva Er Vi Nå // H.E.V.N.』に収められて、9月9日にリリースされる。
全ての曲は愛についてのものだ。Haugen曰く、本来は全てを壊してしまうお金について書こうとしていたにもかかわらずらしい。
「愛は、全ての中で一番書きやすいものだわ。私たちは、全てについて取り上げ、かつ、解釈に幅を持たせるようにしたの」
Haugenは、歌詞はもっとノルウェー語で綴られるべきだと言う。
「もっと正直に言ってしまうと、もし正しく使えるのならだけどね」
二人は自分たちの音楽が、どのタイプになるのかについては意見が分かれている。HaugenはR&Bだとし、トミーネはポップ・R&Bだという。
「”よいポップミュージック”って何だろうね?」Haugenはあざ笑う。
彼らの音楽は16歳から25歳をターゲットに書かれている。トミーネは23歳で中身もその通りだが、Haugen自身は26歳で、ターゲットの年齢層外だ。
「でも、僕の頭の中は18歳だからね、大丈夫だよ」