a-ha Oslo Spektrum公演について(音楽サイト)

Musicニュースというサイトの訳です。これは、4月30日のコンサートの記事のようです。
30日は、少なくとも私の周りはホント酷かったですね。でも、曲もメンバーも本当に良かったですよ

http://www.musikknyheter.no/konserter/15286/a-ha-i-Oslo-Spektrum.html

Spektrumでのa-haのコンサートは、初めてのスペクトラムコンサートから25年後の今も、同じくらいよかった。
しかし、土曜日に終わってしまった。

A-Ha
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「やあ、オスロ!戻ってきたよ!」金曜の夜、マグネ・フルホルメンの声が、Cast In Steelツアーにおけるノルウェーでの6つの最終コンサートの最初のコンサートが行われるオスロスペクトラムに響いた。
その言葉は、6年前、彼らの”最後のコンサート”での涙の別れがあった場所に再び戻ってきたことを、そして、彼らはもう二度といなくなったりしないことを感じさせるには充分な言葉だった。

A-Ha
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a-haのコンサートはいつも、とても国際的であり、コンサートにいる人はウエールズから日本まで様々な国の国旗を広げている。
多くのファンは何年もバンドを追い続けている。にも関わらず、彼らはノルウェー語でトークをし、外国人の友人に「たまたま、君たちのいるところではないところで、(復活を)祝っているだけさ、だから、他の人が祝ってくれるところでも祝ってくれれば良い」
(※私はここの部分、僕たちのホームでやるんだから、ノルウェー語で話すよと言っているように解釈しました。実際のコンサートでも、ノルウエー語は美しい言葉だから、その言葉で話すよと笑って言っていて、決して嫌みではありませんでした。観客も「ノルウエー語?オッケー」みたいな雰囲気を感じました)

大宴会は、『I’ve been losing you』と『Cry Wolf』から始まり、背後にはMewのファンには見覚えがあるように感じる映像が流れている。
デンマークのバンドMewのボーカリスト、Jonas Bjerreは、このツアーのビジュアルのかなりの割合を占めている。
彼は、彼が長年やってきたバンドとは別のプロジェクトとして、実験的なグループApparatjikをマグネと一緒に活動している人物だ。

ツアーでは、アンネリ・ドレッカーがショーのバックコーラスをリードしていた。また、彼女はモートンやポールと一緒に、尊敬すべき曲『Crying The Rain』やSavoyのカバーの『Velvet』をデュエットした。
これはまた、このコンサートでは、モートン以外の二人がメインボーカルを取ったということだ。マグネは、Lifelinesでボーカルをつとめ、ファンの海のスマホからの何千もの光をスポットライトとして浴びた。

A-Ha
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6年前、彼らがスペクトラムで解散コンサートをした折りは、スタンディング席の観客は一つになっていて、シート席の観客もみな、なんとも言い難い全体的な雰囲気の一つとなっていた。しかし、今夜の観客は残念だった。
根っからのファンは最初の曲から立ち上がったが、そこだけだった。残りのスペクトラムの観客は座り、お喋りをし、携帯をチェックし、曲の合間に丁寧に拍手をした。それは、マグネが観客に楽しんでいるか聞いた時以外でもだ。「ノルウェー流の礼儀?」と、彼は少し暗に皮肉り、若干の拍手を得た。

とはいえ、皮肉は当然だ。ショーの難局、特に新しめの曲のときですら、タイトであり、当然ながらとてもプロフェッショナルに曲を完遂したのだから。

A-Ha
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一般聴衆が思ってもいなかった状態で、彼らがオスロスペクトラムの舞台に初めてたったのは、25年前のことだ。その時も、彼らは慇懃無礼に勤め、音楽はそれまで同様に場を満たした。彼らは楽しそうに見え、曲の合間の小さなお喋りはなくなった。
「これは、僕のお気に入りの曲の一つなんだ。残りの曲の一つは、僕次第だけど」ハルケットは、Looking For The Whalesの紹介で、観客を大きくわかせた。
ユーモアはコンサートの最初から最後まで存在していたが、しかし、次から次へとヒット曲が披露される終盤まで、ファンの雰囲気を緩めることは出来なかった。
しかし、Foot Of The Mountainの曲がフェイドアウトしてHunting High And Lowがメインセットを終わらせるときになると、最後列の観客までも歌い、拍手し、ダンスし、私たちにとって、この国にで最も身近な生きるポップレジェンドに挨拶するために立ち上がった。ヒットパレードは、2つのアンコールを通して続き、永遠の若さを保つTake On Meで爆発的な終わりを迎える前に、Living Daylighsで最高潮を迎えた。

a-haは何度でも復活する。
観客は、彼らがインストルメンタルを爪弾き、マイクロフォンに再び手をかけるために指がうずうずしたらいつでも、両手を広げて出迎える準備があるのだ。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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