【連載】#a-ha 2016 in Oslo (1)  雪とストライキ再びで過去と交差

日付が変わってしまったのでもう昨日になりますが、オスロから帰って参りました。

2010年のスペクトラムでのコンサートに続き、今回のスペクトラムでのコンサートも「ストライキ」と「雪」で始まりました。
前回は行く少し前からフィンエアーのストライキで当日飛ばず、またヨーロッパを襲った大雪もあり、金曜の17時半到着予定が、22:30にオスロに到着し、コンサートを一日諦めてファンパーティからでしたが、今回は、行く数日前から「ホテルとレストランのストライキ」の情報が入ってきたのは、ご存知の通りです。

幸い、早々に宿泊予定だったThon Hotel Operaに問い合わせしたところ、「閉鎖してない」という情報を得ましたが、その後もストライキ対象が増える中で、アンカーホテルのようにいきなり閉鎖してしまったら更新もままならないであろうことから、出発直前にfacebookに「予約を頂いている方は引き続きおいでください。新たな予約は入れられません」の文字があったのは、かなり安心できる要素でした。
念のため、ノル語の先生に「これ、既に予約している人は大丈夫だよね」と聞いたところ、「うん、Tomokoさんは大丈夫」と言ってもらえて、安心しました。

実際のThon Hotel Operaは、特に不便は感じませんでした。強いて言えば、タオルの入れ替えなどルームサービスがなくなっていたのと、中のテレビの『情報』タブが開かなかったくらいでしょうか。
まあ、でも、ノルウェー語がわかるので、Wifiに繋ぐのも問題なくわかりました。

そうそう、今回ほど、ノルウェー語が解ってよかったと思ったことはありません。
ストライキしかり、ホテルの色々然り。途中、頭痛で薬局で頭痛薬買ったりもしましたからね。

でも、特に実感したのは、コンサートでのMCがノルウェー語だったことです。
途中英語も入りましたが、マグスのMCがまずノルウェー語から始まり、その後のモートンの言葉もノルウェー語。
私には、これは、スイスのインタビューでの発言が、「英語からドイツ語、ドイツ語から英語、そこからノルウェー語」になったことから、母国であるノルウェーの人達に、自分の言葉で伝えたいからこその態度のように感じました。
あくまで私の解釈ですが。

ノルウェー語解る人ー?というよなことを言っているときは、思わず何人かと一緒に手をあげてしまいました。

正直、英語が全然わからないわけではありませんが(道案内くらいは出来ます)、やはりコンベンションのように、ずっと英語で話されていることは解らないことも多いです。
だから、a-haのコンサートでMCが英語だといつも「へ?」となっていたので、今回は逆に言っていることが悉くわかるのが何よりも嬉しかったのでした。

さて、ファンコンベンションですが、こちらはポール祭でした。
これは、当日のメニューが発表になった時点で想像はつきました。Peter KvintやHåvard Remの名前はなく、今のサポートメンバー以外は、Bridgesの元メンバーとポールのお姉さんでしたからね。

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(コンベンションでのアンネリさん達)

Bridgesの人の時は、昔のa-haの写真が一杯出てきまして、私が「おお」と思ったのはこの写真。

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モートン可愛すぎる。このポーズ昔よくしてましたよね
最近では、乙女ゲーを中心によく使われてる「イケメンは首が痛い」ポーズです。

どこがポール祭だと思われるかもしれませんが、内容はそうだったのです。
私はモートンファンなので、その中でもモートンの写真に萌えていただけで…。

ファンコンベンションという名のポール祭終了後は、一度ホテルに戻って少し休みました。
なにぶん、雨が降っていて寒かったので休みたかったのです。

最初に雪と書きましたが、ノル語の先生曰く「ここのところずっと良い天気だったのに、今日は雪が降ったよねえ」と。
到着したときに地面が濡れていたのは雪だったというわけです。
そして、翌日は朝から雨でファンコンベンション、コンサート初日は雨の中で行われたのでした。

今まで基本、旅行で雨になることはほぼない(台風でも自分のいるところではイルカウオッチングできるほど)だったので、初日は負けた気分でした(笑)

1日目のコンサートは中央ポールよりブロックの14列目。
目の前がカップルだったのですが、これがまあ、イチャイチャと。そして、やたらビールを買いに行く人が多く、録画したり写真撮ろうとしても邪魔されてばかりでした。
そして、先ほども書いたように、MCがほぼ全てノルウェー語で行われました。

しかし、演出は本当によかった。
もうね、上下を使ったモートンぶち抜き(少女漫画の縦割りぶち抜きのような)には魂持って行かれました。

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あああああ!モートンカッコイイ…っ

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どれくらい大きいかはこのマグスとの写真でわかるでしょうか。
手前のキーボードがマグスです。

これで時には全ての画面がモートンになるんですから、ホントどうしていいやら。
いえ、どうにもしなくていいんですが。

そして、このシーン。

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モートンと教会なんて、なんと素敵な組み合わせ!
思わず「お祈りポーズ」をとってしまいそうに。曲はHere I Stand face the rainだったと思います。
間違っていたら後から直します
なにぶん、保存容量が少なかったから選んで録画しているにもかかわらず、ちょいちょい目の前を横切る人がいたために、録画が途中で終わったり変なところが撮れてしまったりだったのです。なので、自分の録画見直して確認ができません。しくしく。

マグスのノルウェー語も、モートンのノルウェー語もうろ覚えですが、幸い翌日の3列目で一緒に撮った人が録画したものがあるので、あとでデータを貰ったら日本語入れます。

この日、何より残念だったのは、コンサートの出待ちをしようとしたところ、大勢がパラパラとでてきたので、終わったものだと勘違いして、ファンパーティへ早々に向かってしまったことでしょうか。
1時間くらい粘れば、写真が撮れたようです。
とはいえ、そうなれば、あの雨の中、間違いなく風邪を引いていたでしょうが。
2010年は出待ちして熱を出しましたからね…

ちなみに。この日は午前中はノルウェー語の先生で友人でもあるG氏にあい、ファンコンベンションの場所まで案内してもらったので、迷子にはなりませんでした(笑)。
前回のモートンソロでのノルウェー(2012年)では、道にまよってる時間が殆どでしたからね。今回は、食後、送っていただきました。

続く

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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