モートンが出演した短編ドキュメンタリー映画『Hemland』が放映、公開されました。
昨日リンクしたページは予告編のみで、そこからのリンク「Hela Program Hemland」というところで観ることが出来ます。
下記リンクです。
http://www.svt.se/fans/se-program/fans-hemland-avsnitt-1
全編英語(スエーデン語字幕つき:一部、a-haのヒットについてのところのみ字幕無しスエーデン語)、最初の26秒はこれからの番組の予告編ダイジェストのようなものが流れ、27秒頃から始まります。全部で13分の映画です。
シリア難民の話ということで、正直、観るのがちょっと気が重い部分がありましたが(悲しい映像ばかりだと自分も悲しくなってしまうので)、シリアの現状云々にスポットをあてたものではなく、彼女の人生にスポットを当てたものでした。
モートンと彼女は生まれ育った場所も宗教も違うけれど、「心の中に神様がいる」という点において、共通しているのだなと感じる映像でした。
そして、モートンの発言は今回も素敵でした。「変化」ということについて、「体は毎日、毎秒1000万の細胞が死んだり生まれたりしている(*1)。3ヶ月もすれば皮膚そのものが再生される。10年後の君は今の君と全く違う。じゃあ、その時の君は誰なんだろう」。
この発言も、マスコミによっては「霧の王子発言」されてしまうかもしれないけれど、真理ですよね。
この彼女は変化そのものをポジティブに捕らえている部分があり、そこから出た話ではありましたが、たとえ、どれほど過去に囚われ、手放せない気持ちでいたとしても、自分の体は変わっていっているんだと思えば、「変われない」ということそのものが「ない」と思えるよなと。というより、生きる限り変化はつきもので、何一つ「そのまま」ではいられないのだと、それはつまるところ、毎日再生していく体の行き先、つまり自分の方向性を決めるのは自分自身なのだと、そういう意味に私には聞こえました。
最後はBrotherの曲が流れていましたが、この映画にはぴったりだと思いました。
(*1) http://www.o2-capsule.jp/2008/01/refresh.html によると、毎秒500万個の細胞が死に、500万個の細胞が生まれてるそうです。
(追記) 動画は公開から30日間のみとのことです。来月頭には観られなくなるようです。
おはようございます!いつも、素敵な記事をありがとうございます。
このドキュメンタリー映画の日本語訳、希望します(*^^*)
と、断言してみました。お忙しいと思いますが、一度考えていただけると嬉しいです。
ようやっと、私の脳がモートンの発言を理解するところまで来ました。
いつも、日本語に訳して頂いて感謝です。ありがとうございます。
こんにちは。コメントありがとうございます。
今回のドキュメンタリーは英語が割とゆっくりだった部分が多く(特にモートンが話す部分)聞き取れましたが、字幕がスエーデン語なので、全編字幕つけるのはちょっと難しいです。すみません。
モートンのこの手の哲学的な発言は割と一貫しているのですが、基本は自分の自尊心とかそういったものを持ち、あとはあるがままを受け止めていく、縛られないというスタンスに立っているように感じます。あくまで私の感じていることではありますが。