Elevefestivalen(学生祭)の様子

8月22日、モートンがDrammenで行われたElevefestivalenに登場しました。
その様子をまとめました。
残念ながら、ちょっと厳しめでした。

http://www.dt.no/kultur/kjedelig-harket-uten-glod-1.8555606

熱中できない、退屈なハルケット

a-haのボーカリストの豪華な声は失われていなかったが、1998年以来彼にとって初となるコンサートは聴衆と一体化できなかった。

DRAMMEN:54歳のHurumのセートレに住む彼は、2014年に出したアルバム『Brother』の曲を中心に、このコンサートで演奏する曲を選んだ。
2008年にリリースした『Letter From Egypt』、1995年にリリースした『Wild Seed』からの曲も演奏したが、2012年にリリースした『Out Of My Hands』およびノルウェー語で歌ったアルバム(※月城註:『Vogts Villa』『Poetnes Evangelium』)からの曲は演奏しなかった。

モートン・ハルケットは新曲『Do You Remember Me』から始めたが、この時既に、私たちは、彼のボーカルが今ひとつなのに気がついた。
時折、彼の素晴らしいボーカルが、長年a-haとツアーしてきたPer Lindvallのドラムに打ち消されてしまっていたのだ。
『Spanish Steps』(Torstein Flakneに書かれた1995年のヒット曲)は無気力で、彼が、その場に情熱がない(やる気が無い)状態で歌っていることに気がついた。
彼は仕事としては、簡単にやってのけたかもしれないが、それ以上ではなかった。
また、彼はごく自然に観客とコミュニケーションする才能に不足していた。

それでも、6曲は良いものだった。『Safe With Me』では、ハルケットの瑞典のギターリストが面白いリフで貢献した。
『wild Seed』は素晴らしく、雨が弱音器にあたるような雰囲気は、次の3曲―『Brother』(今年最大のラジオヒット)、『Let It Be Me』(Everly Brothersの1960年のヒット)、『A Kind of Christmas Card』(1995年)に繋がった。
特に、『Let It Be Me』は、モートン・ハルケットが1987年にフィル・エヴァリー
からもらったアコースティックギターで登場し、最高の盛り上がりをみせた。

Elevefestivalenのinstagram
http://instagram.com/p/sA_GonDx-4/

以前の紹介記事:「Morten , Drammen の 「学生祭」に参加」

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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