【翻訳挑戦】モートン、ソロとして最高作

http://www.ostlendingen.no/kultur/musikkanmeldelser/harkets-hittil-beste-1.8382787

ハルケット 今までの最高作

(5/6)モートン・ハルケット『Brother』(ユニバーサル)

モートン・ハルケットは伝説的なボーカリストである。
a-haの現役時代は、ハルケットはボーカルとして、素晴らしい曲とのコンビネーションで、a-haを世界のスーパースターとした。
だが、残念ながら、ソロアーティストとしての彼は同じ結果にはならなかった。

しかし、今回は希望があると約束しよう。
彼の6番目のアルバムは、彼の今までの作品の中で最強のアルバムだ。
『Brother』、この魅力的なタイトル曲は、彼のソロアーティストの曲として最高だが、
ここには、更に嬉しい曲がいっぱいある。

『Do you remember me』はたとえば、あこがれと愛について低音の美しい小品だ。
アルバムはバラードと質の良いポップの素晴らしいミックスになっている。
『Whispering Heart』は、a-haの曲の趣があり、ピアノバラードである『There is a plae』は、ハルケットがバラードシンガー(*1)として、究極の質を持っていることを証明している。


(*1) 直訳すると「バラードの翻訳者」となるため、バラードシンガーとしましたが、意味するところは、バラードを上手に歌えるということを越えて、バラードの歌詞や世界観を伝えることの出来る人、というところだと思います。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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