【連載・愛に溢れたハプニング旅行】オスロ到着まで

これは、12月4日のa-haラストライブに向けて飛び立った、管理人の旅行記です。

予定では、12月3日にライブとファンパーティ、4日にラストライブ、5日の飛行機で帰ってくる予定でした。

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『今週末は愛に溢れた週末になるでしょう。恋人同士の愛などというものではなく、もっと大きな天上からの愛です』 (ジョナサン・ケイナー)
『あなたは客観視できないことに巻き込まれています。ですが、大丈夫です。流れに身を任せていれば、天上からの愛で全てなんとかなります」(オラクルカード)
『(12月5日の獅子座の運勢) 『愛』」(石井ゆかり)

愛が溢れすぎててどうしようかと思いましたが、『客観視できないほどのこと』というのが、まさかこの旅行全部に掛かってくるとは、その時は思いもしませんでした。

まず1日目。
若干中継したのでご存知のように、フィンエアーによるストライキでKLMオランダ航空へ変更したものが、雪で4時間の遅れ。
4時間遅れると、23時すぎ。宿に24時に入らないとキャンセル扱いなので、粘るものの、「アムステルダムで一泊」とか言われる。
振り替えの振り替えは出来るのかと利いたところ、担当者が新人?だったらしく、(本当は出来ないのに)エールフランスを予約。が、発券できず上司に報告して、上司が出てきた。
「振り替えの振り替えはできないんですよ、フィンエアーに戻って交渉して下さい」と言われたので、色々言って、フィンエアーの主任の携帯番号をゲット。フィンエアー(第二ターミナル)に戻らずに、エールフランスの予約をゲット。どうにか出発できるようになり、ほっと一安心

飛行機の中で暇に任せてモートン宛の手紙5枚、a-ha宛2枚を書く。

エンターテイメントのメニューに「legend of music」とあったのでa-haがあるかなあと思ったら
ジョージ・マイケル、マドンナ、マイケル・ジャクソンだった。
ジョージ・マイケルがエッチくさいビデオを作っていて、頭から水を被ったりしているのをみて、
思わず、「なんで、モートンじゃないんだろう…」と思いつつ、iPhoneに25のイギリス版が入ってるのを思い出して、「エンジェル・イン・ザ・スノウ」のPVを見る

やっぱりモートンはカッコイイ。途中、井上さんの「またせたね、セニョリータ」を聞きながら、うとうとしつつ、占いをやれば「大変なことに巻き込まれていますが」と出たりする。
3時起きだったというのに、ほとんど眠れないまま、お腹も壊しつつシャルル・ド・ゴールに到着した。

シャルル・ド・ゴールは、楕円形の空港だった。
入国手続き案内に従っていったものの、なかなかたどり着かない
入国審査では、ツアーの日本人客で溢れていて、目の前の若い男性が馬鹿なことを言っていた。

「フランス語わからねー」
「さば って言われるんだよ。(説明)」
「そんなの、わかんないよ。あ、でもフランス人ならサッカー詳しいんじゃね?」」
(担当が黒人な人なのに気づいて)
「やべー、担当黒人だよ。サッカーの話題じゃ駄目かも」

黒人だろうと、フランス人なんじゃ… と思いつつ、団子状態を抜けて、エスカレータのところにいくと、またツアー団体。
しかもエスカレータの前で「そちらからどうぞ」と譲り合い。超迷惑。(こっちは急いでるのに)

「とろとろしてんなよ」と思ったら声が出てました。ええ。
というわけで、私以外にも急いでる外国の方と一緒に彼等をすっとばして、漸く到着してみれば、そこは最初の場所。
つまり、楕円形を入国審査のために1週させられたってこと。
その時間、およそ1時間。

更にここからバスと聞いて、顔面蒼白。
なんとか、オスロ行きの便のある場所にたどり着くと、結構いい加減らしく、まだ搭乗手続きが始まってないと言われる。
振り替えの紙をみせ、暫くしたら日本人の団体到着。
その数18人。振り替え手続きをしていた女性が「え、こんなに増えたの」とびびる(笑)

なんだか、やたらハイテンションな人が前に座っていて、取れたカーテンレールで頭を直撃したりしつつ、「オスロ到着」というアナウンスが3回以上あっては、再着陸に挑戦したりしつつ、21:10オスロ到着。

動く歩道に「縄跳び禁止」「ボール蹴るの禁止」マークがあってびびる。(写真)

縄跳び禁止

もしかして、メンバーも子供の頃、動く歩道で縄跳びしたのかしら…と、既に24時間近く起きてる頭で考えつつ、オスロ中央駅へ移動。気がつけば、傘を紛失していた。

オスロ中央駅到着した時点で22:00。ライブは諦めて(泣)、とりあえず宿を探す。
徒歩10分の宿を探すのに30分かかって漸く到着
一休みしてから、23時からのファンパーティへ。
迷子になっては困るので、受付のお姉さんに場所を聞いたりして、出発。

ファンパーティの場所で並びながら、mixiに到着を入れる。

この時点で、日本時間で朝7時。朝3時から起きてると言うことは既に27時間。時差ぼけとかそういう問題じゃない状態で、ファンパーティに突入したのだった。

投稿者: Tomoko

1985年7月4日、期末試験の直前で部活が休みだった日に、たまたまみたテレビ神奈川の「ミュートマ」で『Take On Me』を見てモートンに落ち、8月25日にアルバム発売というので誕生日プレゼントにしてもらって、モートンの声の多才さに感動。その後、タイトルを最後に言うタイプのラジオで「この声綺麗」だと思ったら「I've been losing you」で、これまたモートンだったことから、自分にとって最高の声だと確信。2010年の解散に伴い、翌年からノルウェー語を勉強しはじめ、現在はMCは聞き取れるようになりました。2022/05/20発売の『a-ha THE BOOK』で、モートンのソロについて書かせていただきました。

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